![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140918256/rectangle_large_type_2_12812c554c9da79412c8bb689b9769d3.jpeg?width=800)
「ガムだと思って噛んでいたらWHAM!だった」【ワンフレーズ小説】
📚1分で読める、おバカなショートストーリー
「ガムだと思って噛んでいたらWHAM!だった」
街のコンビニで新しいガムを買った。パッケージには派手なデザインが描かれ、「驚きのフレーバー!」と書かれていた。
家に帰って、さっそくそのガムを取り出して噛み始めた。
最初はふつうのガムのように感じたが、突然、口のなかから音楽が流れ始めた。
驚いてガムを吐き出すと、そこにはなんとギターを持ったジョージ・マイケルとサングラスをかけたアンドリュー・リッジリーが立っていた。
「サプラーイズ!」、ジョージ・マイケルが微笑みながら言った。
「ど、どうしてガムに?」とつぶやくと、「長い話さ」とアンドリューが言った。
ジョージは肩をすくめて、「人生は驚きに満ちてるんだ。さあ歌おう!」と誘った。
彼らは突然ギターを取り出し、リビングルームで『Wake Me Up Before You Go-Go』を熱唱しはじめた。
音楽を聞きつけて近所の人々も集まり、家は一晩でパーティー会場に変わった。
みんなで踊り、歌い、笑い合い、素晴らしい夜を過ごした。
やがてガムの効果が切れると、WHAM!のふたりはガム工場へ戻るために、帰り支度を始めた。
「ガムを噛んでくれて、ありがとう、素晴らしい時間を過ごせたよ」。
私は手を振って見送った。「またいつでも来て! ただし、次はガムじゃなくてふつうに訪ねてきて!」
そう言って笑った私の口には、まだ少しだけガムの風味が残っていた。
※ワンフレーズ小説は、"奇妙なワンフレーズ"をAIの力を借りて拡張させた短編小説です。
詳しくはこちら👇をお読みください!
記事は無料で読めますが、もし少しでも楽しんでいただけましたら、記事最下部👇にある「記事をサポート」からご支援(投げ銭&原稿料)をいただければ、今後の制作の活動費などに充てさせていだきます(WEB版のみ)。スマホからの方は記事を購入してサポートしていただければ幸いです!
100円からサポートできます。いただいたサポートは、今後の記事制作の活動費などに活用させていただきます! なにとぞよろしくお願いいたします!