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火星サイクル手帳2022-2024、私的まとめ

火星サイクル手帳を手に入れて、太陽暦のカレンダーから離れてみた人のレポートです。今回は手帳一冊、約2年のまとめとして、備忘録的に気づきなどを書いてみたいと思います。

前から見るとこうだけど…
上から見ると、開きっぱなしで置いてるのでこんな形に




ざっと振り返ると…

ちょうど一年前(2023)のあたり


各星座の一区切り、振り返りのページ


今現在の部分
途中から、その日の記録から離れてメモになっている
けっこうなんでもありです



前提として、わたしはこの手帳ひとつではなく、太陽暦の手帳もスケジュール管理と調整用に使っています。ひと月・一週間単位で考えたい仕事なんかもあるためです。

火星サイクル手帳の使い道としては、気になった出来事・実際の行動や思ったことなど、主にパーソナルな振り返り。記録とか日記に近い感じでしょうか。自分にとって大きな出来事だったと思えば、詳しく書いてみたり。学んだ心理占星術との関連を考えてみたり。書くのが無理になる期間があったり。

無理になったと思われる時期
(大きく日をまたいで線を引いているのも、今となってはよくわからない)

外からテーマがやってくる


火星サイクル手帳を手に入れたとき、「どういうことを意識するといいかの指針がある」、「2年の期間のサイクルで、あらかじめ大きな流れがあってそれが見える」のがいいなあ、と書いていました。
これはこれまでに使っていた手帳にはなかった視点で、ちょっと意識できたポイントになりました。わたし自身もなんとなく変わったな、と思う部分です。

たとえば、普通の手帳でも仕事や休みの予定、だいたいの季節感などスケジュールとしてわかりますが、火星サイクル手帳ではそこに行動や意識の指針が加わる感じがありました。

自分の心づもりや予定とは全然別の、外からテーマがやってくるような。

別の振り返りのページ


振り返りのページでは、その期間で何が気になって、それをどう感じているのか、これからはどうしたいのかを書き出していきます。
うまく書けないこともありますが、わたしはこれまでやろうと決めたことを「できた」「できなかった」の二軸でしか評価してなかったな、という気づきがありました。これは、自分で内省しているだけでは得られなかったもの。

我ながら単純な評価だなあと今なら思いますが、「できなかった」ものをどうにか形にしようとすることに意識が向きすぎていました。なんでやりたいんだろうとか、なんで「できない」という形に落ち着くのかとか、テーマと一緒にちょっと立ち止まって考えてみることになりました。


それぞれの期間にテーマがあること 期間の長さがまちまちなこと


これがこの手帳一番の特徴ですが、「~を考えてみよう、意識してみよう」という外からの指針は、あまり占いに触れたことがないわたしにとっては新鮮でした。しかもその期間は星の移動に準拠するので、急に長かったり、短かったり。

今回のサイクルでは火星がふたご座に、7か月くらい滞在しました。全期間の約3分の1がふたご座のテーマだったことになります。
太陽暦に当てはめると、ふたご座は3番目なので、今年は3月だけやけに長いな…という不思議さ。

桜の時期がもうちょっとだけ長かったらなあといつも思う



ふたご座のテーマは「宣言」「言語化」「コミュニケーション」「知らないものを引き受ける」など。こんな期間が、今回のサイクルでは長かったわけです。

自分の体験としては、「わたしがやる」ってあのとき言っちゃったとか、けんかしたとか、人生のシリアスな会話があったなど。
そのときの振り返りでは、「やるなんて言わなきゃよかったかも」「言い方はもう少し工夫できたなあ」「こういうやりとりもふたご座だから?」なんて書いています。

でも、忘れちゃいけないのが「サイクル」だということ。それぞれのテーマは独立したものではなく、繰り返すもの。また、次のテーマや他とのつながりがあったり、全体のどこに位置しているのかということも関係する。

これと結び付けて、ふたご座の間のわたしをとらえ直してみると…


大きなサイクルからのフィードバック


サイクル全体から見て「ふたご座=3番目の場所」です。3番目はたとえば、はじめて人との関係を考える場所であるとか、ホロスコープの底に位置することから自分の源に関わる部分ということなど。

「わたしがやるって言った」のはその場でパッと出たもので、振り返りでは「言わなきゃよかった…」「もっと別の方法があったと思う」と反省ぎみに書いています。
でも、うまくいった・いかなかったという視点とは別に、「わたしがやる」のを人との関わりのなかで求めている自分も実際にいるのだ、というフィードバック。
今まではことの結果だけを見て評価していたかもしれない。そうじゃない部分のわたしにも目を向けてみてもいいかな、という実感がありました。なんとなく、の感じで伝わっているといいのですが。

手帳を記録や日記的に使う場合のいいところは、自分で考えた・書いた記録が残っていくことです。各期間それぞれの振り返りにプラスして、どんな一年(サイクル)だったかなという大きな振り返りができる。ここに占星術的ないろいろが加わり、いつもとは違うわたしを意識する一助になっていると思います。


おつかれさまでした


次の火星サイクルは、2024年5月1日スタートの約2年。
次回は、今回のサイクルとは別の場所に火星が長く滞在し、またちょっと違ったわたしに出会うことになるかも。そんなふうに考えてみるのも楽しそう。


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こちらは過去記事


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