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二年ある火星サイクル手帳、折り返しのレポート

この記事は、
勢いで火星サイクル手帳を買った人が、その後どうなっているのかのレポートです。


1年とちょっと過ぎました。

世にはたくさんの手帳がありますが、それぞれ大切にする考えやコンセプトはさまざま。
占星術のあやしさはいったん置いといて、この手帳の言う火星のサイクルに沿ってやってみています。
単純に、いつもとは別の時間軸のスケジュールを採用することにも面白さを感じています。

地球は1年サイクルで新年になりますが、火星はおよそ2年かけて太陽の周りを回ります。占星術としてはおひつじ座からスタートし、12星座を進んでいき、うお座で終わる。2年かけて、火星が進むひとつのサイクルを手帳と一緒に体験しています。
予定を立て、実行し、振り返る。
この反復に、手帳ジプシーながら、いつもとは違う視点を持ち込めた感じがあります。


各星座のあとにある振り返りページ。小さなことから大きなことまで、日々の振り返り→期間の振り返りで自分にフィードバックしています。各期間で長さやテーマが変わっていくのも、新鮮でいい。

それで、どうなったのか

たとえば4番目、かに座の期間。
手帳では、この期間は衝動的にならずに「待つ」ことがテーマです(決して消極的なだけではなく、外を観察し、そんな自分も観察しながら待つこと・意訳)。

私は数年ぶり、距離的に大きな引越しをしました。私はわからないことが不安で、気になったことがあれば相手をつかまえ、疑問をジャブのように繰り出す習性があります。

そこで、いつもやりがちなこれを変えてみるかと、「待って」みたわけです。
そうしたら、引越しが劇的にスムーズにいった、とまではいきませんでしたが、収穫はありました。

自分の疑問や不安を相手(この場合は家人)に問うばかりでは、相手は疲弊する。これは当たり前ですが、これを「あー今はちょっとやめとこうか」としておくと、人間関係の小爆発やこじれを免れたということです。私にとっては進歩。

これではたして私の不安は増大したのかというと、特にそうはなりませんでした。相手も人間なので、よほどの重大な問題は勝手に消火し、私が動かない部分は相手からアクションがありました。これは、心が平穏かもしれない。小さな問題はちょこちょこ発生します。でも、今まではなんとべったりした不安を自ら背負っていたことよ、と気づき、心の軽さが意識されました。


かに座の日々の記録。土日祝日関係なし、火星の運行のみを追う見開き


なんの話だったのか。そう、火星サイクルでした。
こんなふうに、お試しになにかを変えてみたり、変えてみなかったりしながら、サイクルの半分くらいまで来た、ということでした。

この手帳は占星術という、私にとって第三者がいることが、とても効いている気がします。これはまた別のところで書きたい話ですが…。

六番目のおとめ座で、12星座はちょうど半分。
今期の大きな一区切りで、企業なら第二四半期決算です。

そして今(8月28日)は、火星が七番目のてんびん座の入り口にあります。
てんびん座にあるのは、今年の10月11日までの一か月半くらい。

てんびん座では、これまで意識してなかった自分、自分から一番遠くにある自分、がひとつのテーマらしいです。
自分の見たくない・見ないようにしてきた側面というより、自分にはこんなところあったんだ…というまったくの盲点の発見。

いつもならやらない、ちょっとマンネリでない選択肢も選んでみようかな。自分をいろいろ繰り出しながら、新しいシーズンもやっていきたいと思います。

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