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放課後デビュー

1年生になって、すっかり生活にも慣れて、友達も増えた3号ちゃん。
共働き夫婦の我が家では、学校が終わると学童保育に行くことになる。
当然、学童保育内の空間でしか遊ぶことが出来ない。


妻が休みのある日、3号ちゃん初の一人下校。
学童保育に寄らずに帰ってくる。
朝から「緊張する」とか、「やっぱり学童にちょっとだけ行く」とか、なかなかのドキドキぶり(笑)

そして…
めちゃめちゃニコニコで帰ってきた3号ちゃん、

○○ちゃんと公園で遊んできていい?


『ただいま』も言う前にそんな一言が出た。
速い時間に帰ってきて友だちと遊ぶのがよっぽど嬉しかったんだね。

まだ、親同伴でしか公園で遊んだことのない彼女。
初めての放課後 公園デビューだね!

4時までに帰ってきてね。

つい先日リサイクルショップで買ったばかりの 鬼滅の刃懐中時計を持たせて送り出した。


なんか、成長したな。


たぶんこれからは、親といるよりも友だちといる方が楽しくなるんだろうな。いや、”よりも”というより、親なんかいない方が楽しくなるんだろうな。
成長を感じるたびに、寂しさも感じるよ。

子どもの親離れよりも、親の子離れのほうが厄介だと聞いたことがある。
まさに 実感している。
私、子離れ出来るだろうか…

その日の夜、お風呂で、公園での出来事を夢中で話す3号ちゃんを見て、幸せと寂しさとなんだかいろんな感情が込み上げてきて、ちょっとだけ涙ぐむ私でした。


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と、ここまでが1学期のある日に書き留めた記事。

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庭で男の子と遊ぶ3号ちゃん

今では、ランドセルを玄関に放り投げて すぐに友だちと公園に出掛ける。
(あばれはっちゃくか!)
ただいまいってきます
ふたつの言葉がひとつになったように、言い終えるのが早いか出ていくのが早いか、滞在時間数秒で飛び出していく。
そして真っ黒になって帰ってくる。

たくましくなったな。

少しずつ子離れの準備をしよう…
まだまだ先だけど、たぶんあっという間なんだろうな…




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