見出し画像

有意義な晩酌時間〜子育てについて、改めて考えてみた〜

ある日の楽しい晩酌タイム。
妻とこの時間をゆっくり共有するのは久しぶりだ。

いつもこんなときには、妻の仕事の話(ほとんどが愚痴)にウンザリすることが多い。それを『うん、うん』と聞き流すから、ほとんどキャッチボールにならない。
でもその日は、子育て、共働き、家事、そんな話になった。
いつもの愚痴ではなく、いろんな思いを語った。

世の中のご家庭では、それぞれいろんな考え方がある。
そこが夫婦で違った場合に、お互い否定しあったり、喧嘩になったりするんだろうな。

うちの場合、ありがたいことに、家庭に関する考え方が同じ方向を向いてる。

世の中、様々な考え方があって、正解なんかあるようでないと思う。
自分たちが正しいと思えたなら それが正解なんだろう。

今日はそれを踏まえて、私たち夫婦の結論を書きたい。
決してそれが正解というわけではなく、私たちが出した結論であり、他の方々の考えを否定するものではないことを付け加えておこう。


父親がとる育児休暇

これって、大賛成。ただし、生活が成り立てばの話ね。当然だけどね。
考えたいのは、なんのために育児休暇をとるかってこと。

お父さんがお母さんの代わりに何が出来る?
お父さんはお父さんだし、お母さんには絶対になれない。
『父親も子育てに介入するべき』ってよく聞くけど、それってどういうこと? 直接子供に接するってこと? それってどこまで出来るの?
そりゃね、おむつ換えたり、抱っこしたり、遊んであげたり、出来ることはたくさんあると思うよ。

でもね、お母さんと赤ちゃんの関係って、神秘的で誰も間に入れない何かがあると思う。
科学的には説明ができない何かがそこにはあると、私は信じてる。

父親でも、そこに入っていくことは出来ないの。
出来ることを何でもやって、完璧な父親になろうとどんなに頑張っても、そこには絶対に入れないの。
どんなに家族を愛していようと、絶対に入れない何かがあると思うんだよね。
逆に、父と子の関係にも同じようなことが言えるのかもしれない。

だから父親に出来ることは、直接的に子育てをするのではなく、お母さんが 子どもだけに集中できるようにサポートをすること。
そして、お母さんが休みたいときに、子どもを少しでも離してあげて休ませること。

そう、子どものために育児休暇をとるんじゃなくて、お母さんのためにとる。それは結局、子どものためにもなるんだし。
そう思うんだよね。

育児に参加するって、そういうことだと思うの。
父親が子どもを育てるというより、お母さんをサポートしながら一緒に育てるってこと。

これはあくまでも育児休暇に当てはまる赤ちゃんの頃ってこと。
父親にしか出来ない役割ってのは、そのあと必ずやってくると思うんだ。

だから、父親は父親の立場で育児をする。
決して母親と同じことをしようとしない。
それが私たち夫婦の、育児に対する答。

こんな風に、何かについて語ることなんかなかなかない私でも、実はちゃんと考えてるんだよ。
ただダラダラと酒を飲んでるだけじゃないんだよ。ということを言いたかった(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?