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(絵本)アンジェリーナはバレリーナ / 夢はみんなで叶えていく

vol.005
今回の絵本は「アンジェリーナはバレリーナ」
(著:キャサリン ホラバード  絵:ヘレン クレイグ)
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絵本から学ぶノート、本日で5つ目となります。
今回は夢を追いかけるねずみのお話。夢を追いかける人にはオススメの内容です。

■あらすじ

ねずみのアンジェリーナは、バレエが大好き。
家でも、学校でも、夢の中でもおどっています。
勉強もお手伝いもせずにおどってばかりのアンジェリーナに、
お母さんは困ってしまって…。

アンジェリーナはバレエに夢中になりすぎて、周りを困らせてばかりでした。
でも、お父さんとお母さんがアンジェリーナにバレエの衣装をプレゼントしたことをきっかけに、アンジェリーナに大きな変化が起きて物語は進み出します。

■良かった点 

<周囲の協力があるからこそ前に進める>
バレエが好きで好きでたまらないアンジェリーナに対して、家族は止めることや否定的な意見を言うことをせず、衣装をプレゼントしてバレエ教室に通わせてあげます。アンジェリーナから「教室に通いたい!」といった相談があったわけではないですが、家族はアンジェリーナの"熱意"を汲み取って応援をするのです。

もし、家族や周囲の人がアンジェリーナに「そんなことやってても無駄だよ」と言っていたら、アンジェリーナはバレエを辞めてしまったかもしれません。

人は何かに挑戦しているとき、周囲から否定的な意見を受けがちです。
でも、だからこそ挑戦と呼べるのであり、そうした意見を振り切ってでも突き抜けることは確かに重要ですが、誰かの"熱意"を見たとき私たちは否定ではなく、それが良き方向に向かうプラスな意見やサポートをしてあげることは「夢が叶う」大事なポイント
であることを感じさせます。


<方向性を示してあげることの意義>
バレエ教室の先生が「バレリーナになれるかもしれない」と言ったことにより、
アンジェリーナは本当にバレリーナを目指すようになります。これまで周囲に迷惑をかけていた行動も見直し、「バレエが大好き」という"熱意"が「バレリーナになりたい」という具体的な"夢"となり、その夢の叶えるために自然と意識や行動が変わっていきました。

「あれがしたい」「これが好き」と言った想いは誰もが持ったことはあるかと思いますが、その熱意が将来どのような結果になるのかまでは本人もわかっていないケースもあります。好きであたりまえのように続けていたことが、実はこんな仕事になると気づいたり、その熱意はきっとこんなことに活かせるなど、未来にどう繋がっていくのかを意識することで、行動は自然と変化していきます。


<大切なのは続けていくこと>
どれだけ才能があると言われても、周りよりも上手くても、途中でやめてしまったら夢や目標には届きません。逆に、昔は全然ダメダメだったけど頑張り続けていたらプロになった、というようなスポーツ選手やビジネスマンは沢山います。

何を持って成功と呼ぶか、夢が叶ったと呼ぶかは人それぞれですが、
何かを成し遂げるには「成し遂げるまで続ける」というのが一番だと思います。

アンジェリーナは最後まで諦めず、大好きなバレエを続けたことで、最後には大勢を魅了する素晴らしいバレリーナになりました。

夢を持ち続ける素晴らしさをこの絵本では教えてくれます。
以上が、個人的に良かった点でした。

■こんなときにオススメ!

・夢を追いかけている人を応援したいとき
・夢を叶えるために頑張っているとき
・好きなことがあっても将来やりたいことが見つからないとき

面白いと感じていただいたらいいね・フォローなど宜しくお願いいたします。
今後も継続的に絵本の紹介をしていきます。

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アンジェリーナはバレリーナ
(著:キャサリン ホラバード  絵:ヘレン クレイグ)
www.amazon.co.jp/dp/4061892290



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