想像力が豊かになるやさしい本達|4月の読書記録
GWも後半になりましたね。今年はどこにも行かず近所で散歩したりとゆったり過ごしています。
4月はいつもの私だったら選ばない本をあえて買って読んでみました。
想像力が豊かになるヒントがつまっていた優しい本を紹介します。
ひとこと化 人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方 |坂本 和加 (著)
私は書く文章が長くなる傾向にあるので、何かヒントになるかなと思い手に取りました。コピーライターに興味がなくても、言葉や文章を書く人であれば一度は読んで欲しいです。
言葉を考えるのが、楽しくなります!
一番言いたいことを「ひとつ」に絞る。自分が「ほんとうに思っていることが一番大事」など、よく聞くようなアドバイスかと思いきや、それをどのように言葉で表現するのかが分かりやすく言語化されていて、気づきが多い内容でした。
思いついた言葉は忘れずにメモすべきと思いきや、メモせずとも残る言葉選びがひとこと化では重要と知り、妙に納得。
短くて深い言葉を作るためには、とことん自分の思考と向き合い、相手の気持ちに寄り添う想像力も欠かさない。など、プロ目線での言葉選びのプロセスや目的の決め方が分かる本でした。
また、ひとこと化のためのトレーニングができるワークも満載で、取り組むのが難しくもあり楽しくもあります。
坂本さんの書く言葉選びが素敵で、読んだ後はやさしい気持ちになり、日本語や言葉が読む前よりも好きになります。
そして、本の感想をTwitterでつぶやいたら坂本さんから返信がありました。嬉しい…!
おいしい仕事術 |SHIORI (著)
noteの以下のイベントで紹介されていて、料理家SHIORIさんのトークが面白かったので購入しました。
会社員の私でも仕事に役に立つ内容満載の本です。
自分の違和感を見過ごさずに大切にすることや、圧倒的な自分らしさを追求することは見習って自分の発信に活かしたいと思いました。
また、人気のオンランイン教室の秘密は、相手を飽きさせない工夫や、何を提供すれば喜んでもらえるかなどを念密に考えられていて、SHIORIさんの愛のある思いやりが満載だから。
自分にないものは、想像力で相手に寄り添えばカバーできる。など、これから個人の名前で複業を始める私にとっては、指針となるような本です。
ビリギャルが、またビリになった日 勉強が大嫌いだった私が、34歳で米国名門大学院に行くまで |小林 さやか (著)
初めて立ち寄った本屋で目についたので、購入してみました。
全国模試で偏差値30だった高校時代から、慶應義塾大学に合格した「ビリギャル」のモデルになった小林さやかさんの、ビリギャル〜大学卒業後から今に至るまでの経緯が書かれた本。
どうして学生時代に勉強を頑張れたのか、また、34歳で米国名門大学院にいくことを挑戦したのかについても詳細に綴られています。
小林さんの考える何かを挑戦するために必要なことは、主に以下の5つだそうです。
その中で私が今すぐ実践できそうなものは、この3つ。
◽️目標はよだれが出そうなくらい
「ワクワクできるかどうか」で決める
◽️「私ならできる!」という自己効力感を
持って行動する
◽️叶えたい目標や夢があるなら
周囲に宣言して言葉にする(自己成就予言)
私も転職で有利になりそうと始めたTOEICの勉強よりも、北欧式整理収納プランナーの勉強の方が楽しかったし、自分の感情がちゃんと伴っていたなと思います。
大人になってからの勉強は、時間も限られているので尚更「ワクワクできるかどうか」で決めていくのは大切だなと感じました。
加えて、自分を鼓舞してくれる周囲の人たちや環境も何かを挑戦する上で重要とのこと。
子どもや知人へ良かれと思ってしているであろう
「無謀すぎるからやめといたら?」「あなたには無理だから違うことにしたら」などの発言。
勝手に相手を型にはめる発言が及ぼす悪影響は計り知れないものだと知りました。
私も相手から相談や決意表明をされたら、「それめっちゃいいやん!頑張って!!」と絶対に応援するスタイルを取りたい!
また、以下の言葉には私も共感しました。
体験している人の言葉って熱意が伝わってくるし、心に響くことが多いですよね。私もこれからも沢山の実体験を増やしていきたいです。
本書を通して、勉強や学びは子どもや学生だけのものじゃなく、むしろ大人こそ沢山勉強をして、その楽しさを若い世代に伝えていきたいと思わされました。
そして、勉強だけでなくても新しく何かを挑戦したり、自分らしく生きたいように過ごしていきたいと後押ししてくれる本です。
いつも選ばない本をあえて選んでみると、視野が広がって楽しいですね。
4月は5冊しか本が読めなかったので、
今月はもっと読書の時間を確保したいです!
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