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④【母親を、もっとおもしろく。×HUBとアクションと。】最終成果発表会へ

地域活動未経験の私が、2020年9月~2021年3月まで自治体のまちづくり企画に参加。最終成果発表をもとに、いろんな事にチャレンジした内容を振り返ります。本日は「④最終成果発表会へ」

①人前に出る事が苦手な私が、一歩を踏み出せたきっかけ
②コミュニティと地域を繋ぐ。
③HUC×地域⇒実践活動へ
④最終成果発表会へ(本日はココ!)
⑤今後の共創プロジェクト 


前回の③はこちらでした。母親アップデートコミュニティ(通称:HUC)とメンバーである私が地域と具体的にどういうアクションを実施したのかご紹介しました。ようやく④までやってきました…。こちらも「読んだよー!」と、一言お声かけ頂けるともの凄く嬉しいです!今回は広島県福山市の福山未来共創塾、最終成果発表会の様子や講評をご紹介していきます。



資料作り

成果発表に向けての資料作りは、タイトなスケジュールではありましたが、コーディネーターの佐藤教授のご指摘、福山市まちサポとミーティング・フィードバックを繰り返し、仕上げていきました。その際に注意した点は下記です。

◆コミュニティのプレゼンではないこと。
◆初めての人にもわかりやすくすること。
◆報告ではなく、気づきを伝えること。

プレゼンは10分!本当は講評者としてご参加頂いている、高島太士さんのHUC2周年ムービーを流そうと思っていたんですが、時間オーバーで断念。それでも是非紹介したいと思い、スライド一枚を追加しました。

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いざ、発表の会場へ!

2021年03月13日、広島県福山市の福山未来共創塾2020の最終成果発表会が開催されました。ハイブリッド式で、約200名が参加。約半年間かけて50名が共創して、8チームの発表となりました。福山市枝広市長はじめ、講評して頂いたゲストの皆様、福山市まちサポの皆様、塾生の皆様、そしてHUCメンバー、本当にありがとうございました!

じつは私、リハーサルの時間と概要を間違えていて、メッセンジャーで連絡があるまでのんびり家にいたという…。急いで車に乗り、会場まで15分〜20分くらい、登壇者専用の駐車スペース(!)になんとか駐車して会場へ向かいました。(ペーパードライバー卒業生としては色々移動も不安要素あり。地方移住のリアル(笑)

今回はオンラインと会場参加のハイブリッド式で、会場のプロジェクターは登壇者が操作して、Zoom画面共有は別スタッフさんが操作するということでした。さらにカメラも何台かありました。

リハーサルは動作確認のみでもOKなのだそうですが「全部通しでやります。」と、遅刻したくせに一通りやるタイプです。。

そんな私ですが、皆さんあたたかく迎えてくださりありがとうございました。いや、本当失礼いたしました(汗)

福山未来共創塾2020成果発表会<進行プログラム>
14:00~14:30 映像(約5分)・これまでの振り返り
14:30~14:35 講評者紹介
14:35~15:45 発表【前半】
(1)多文化共生×つながり・つなげるまちづくり
(2)里山がっこうプロジェクト(サスティナブルな暮らし×子どもの未来)
(3)市民の力で魅力創出×ラポールではじまる仕組みづくり
(4)We are one world(多世代・多文化)×商店街
15:45~15:50 休憩
15:50~16:35 発表【後半】
(5)母親をもっとおもしろく×HUBとアクションと
(6)先進的リハビリ×地域
(7)安心・安全・健康のテーマパーク×デジタル技術
(8)健康お遍路(フレイル予防×デジタル技術)
16:35~17:20 総評
17:20~17:30 市長からのエール・記念撮影
17:30~18:30 交流会

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↑↑ 本番、一番前に座っていた塾生さんが撮ってくださいました!


講評

冒頭スライドが動かない場面もありましたが、無事発表が終わりました。おそらく仕事以外でこのような場での発表は人生初でした!10分って意外と長い。12月の発表の際はめちゃくちゃ緊張したのに、今回はほとんど緊張していなかったです。自分の中で、時間とともに共創塾メンバーとの繋がり、ホーム感みたいなもの感じていたんだと思います。リアルタイムで見てくれたHUCメンバーもいて感動…ありがとうございました(涙!)

高島さんと上野さんに講評をして頂きました!これは本当に嬉しい…泣きそうでした。

*一般社団法人NEW HERO 代表理事
  高島 太士 さん

・母親アップデートには,母親の力が結集されているのでそういった方々とこの共創塾に参加されている方々をつないで,今後も母親アップデートコミュニティの活動を伝えるだけではなくて,皆さんの活動を一緒に伝えていっていただければ良いと思いました。


*一般社団法人ローズシティ福山 理事・宣伝屋.net代表
上野 リサ さん
・活動を通してリーダーシップを向上させ,いずれ社会復帰や社会活動ができるようなそんな素敵なステージになるんじゃないかなと思いました。



他塾生さんの発表

魅力的でワクワクする、塾生さんの発表の数々。勝手ながらコメントを書かせて頂きます!

1)多文化共生×つながり・つなげるまちづくり

びんご日本語多言語サポートセンター「びるど」さんは、すでに多文化共生のまちづくりの活動をされていて、12月の発表でもしっかりとデータを用いていたのが印象的でした。

福山市も外国人の方を雇用されている企業があるなか、どうしても外国人の方々と地域との繋がりが弱い、災害時に日本語が脆弱な多言語環境で生活している市民との情報格差が起きているという課題解決のため、平常からゆるやかなネットワークが必要とのことでした。この課題って全国的に抱えていますよね。共創塾に参加して、企業、公的機関、団体、自治会と繋がりを持ち実践にまわしたというお話でした。

びるどさん、会場でもとてもあたたかく声を掛けて頂き、嬉しかったです!今回は直接やり取りは無かったんですが、「文化」を通してコミュニケーションしていく活動、一度足を運んでみようと思っています。


2)里山がっこうプロジェクト(サスティナブルな暮らし×子どもの未来)

岡田臣司さんの、「里山がっこう」は個人的にも取材させて頂いたり、キックオフも参加しているので、その内容やビジョン、想いがさらに発表に込められていてぐっとくるものがありました。こちらは次回の「⑤今後の共創プロジェクト」で詳しく書いていこうと思います!

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3)市民の力で魅力創出×ラポールではじまる仕組みづくり

Project SMILEさんは、福山市の転出超過は経済活動の減速や地域活力の低下に繋がるとして、街の魅力が伝わる持続可能な仕組みづくりの構築を目指しています。私が運営で関わっている「子ども×地元の仕事」のメンバーでもあります。

とにかくパワフル!今回はなんと発表当日に開催されたイベントから中継を繋ぐという、リアル感とともにお話をされていました。賑わっていましたね~!これからどんな魅力創出をされるのかとても楽しみです!


4)We are one world(多世代・多文化)×商店街

WOW ふくやまさんは、「アートが彩る街づくり」としてすでに活動されていたところ、もっと多様なメンバーと面白いことができるのではないかと考え、この度共創塾に参加されたそうです。

そこで集まったメンバーの強みを活かし、多様な人が楽しみ助け合える商店街をつくり、新たな地域コミュニティの構築を目指しています。

英語で茶道、食の世界旅行など、私も参加してみたいお話がたくさんあり、ワクワクしました!


5)先進的リハビリ×地域

福山市民病院ロボットリハビリチームさんは、介助者の負担を軽減させる装着型ロボの体験会や、パワードスーツ展示・体験会を積極的に実施されています。

先日は「第1回ロボ人ピックin福山」を開催!おそらく世界初?!じつは私は午前中のみの参加となりましたが、装着型ロボを体験しました!

走るときは違和感がありましたが、腰を曲げた時にグイッと勝手に反発してくれるのが凄い!しっかりサポートしてくれている感じがしました。

装着すると何故かやりたくなる強そうな?ポーズ(笑)

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6)安心・安全・健康のテーマパーク×デジタル技術

損害保険ジャパン株式会社広島自動車営業部福山自動車営業課さんは、共創塾に参加した経緯はSONPOグループのSDGsへの取り組みが共創塾と合致した、ということを丁寧に発表されていました。HUCと防災・減災イベントも開催して頂きました。

損保さんとテーマパーク?がなかなか結び付かなくて、そうした構想という経営戦略が面白いと思いました。今後ともHUCと何かしら、共創していきたいです!


7)健康お遍路(フレイル予防×デジタル技術)

脳神経センター大田記念病院さんは、自治会役員の高齢化や加入率低下、地域の連帯感、絆の低下、コロナによる孤立化の加速という課題を、フレイル予防とまちづくりという観点で解決を目指しています。

予防体操も開発して動画では福山シティフットボールクラブの選手の皆さんに参加してもらい、その動画を用いてオンライン出張講座を実施。登壇者の大田さんのイラストもとっても素敵でした。

今回直接HUCとは関わっていませんが、発表後に大田さんからHUCについて共感しましたという、嬉しいメッセージを頂きました。これから、共創に繋がることがあれば是非よろしくお願いします!



ありがとうございました!

最後に「母親を」⇒「みんなと」にチェンジしたスライドをメッセージとして残しました。共創塾のそれぞれの活動は、まさに「誰一人取り残さない社会」を目指すところに繋がると感じました。

発表については以上です。①~④を見て頂き、ありがとうございました!少しでもコミュニティや地域という可能性について響くものがあれば嬉しいし、こういった取り組みがどんどん拡がって地域活性化に繋がって欲しいです。

「⑤今後の共創プロジェクト」では、それぞれ動き出しているプロジェクトについて書いていきます。

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