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書道何段ですか!?


ありがたいことに、、、


「書道何段ですか?」

と聞かれることがあります。


僕は12年前に路上に座って言葉を書き始めたときに

おそらく学校の授業ぶりに筆を持ちました。


なので僕は書道、、、

0段です!!

つまり、段を持っていなんです。


書は基本的に独学です。


個展が始まってからも、

文字が美しいと褒めていただくこともあり
とても嬉しく思っています。


先日書いた「美」の書


12年前に路上に座り始めた頃は、

読めない、ニョロニョロ文字を書いていました。


今でもその作品を見るのは、
めっちゃ恥ずかしいくらいです。


そんな僕でしたが、
とにかく量を書いてきました。

すると路上で段々と、

「味のある文字だね!!」

と声をかけていただくようになり、


気づけば、

「筆文字の書き方を教えてほしい!!」

と言われるようになり、

これまで全国20都府県以上で
講座を開催してきました。


そうやって文字を書きながら
すっかり書の魅力にとりつかれて

毎日楽しく筆を持ち紙と向き合い
文字を書かせてもらっています。


そして今も、自分の文字を磨き続けています。


その積み重ねで今の僕の文字が出来上がっていて、

言葉だけではなく、
書の作品依頼もいただけるようになりました。


今日伝えたいことはなにかというと、、、


「量はいろんなものを超えていく」ってことです。


僕は実際、書をするにあたり
何の資格も持っていません。


書に関して持っているものと言えば、


とにかく書き続けてきたという量です。


僕らは積み重ねることで、
いろんなものを超えていくことができる。


だからね、
自信がなくなったり
不安になったときこそ

とにかく目の前に一生懸命になり
やってみること。

そしてそれを重ねていくこと。


何事も、磨けば光るんです。

逆にいいものを持っていても
何もしなければホコリをかぶってしまいます。


靴だって磨かなければホコリをかぶるし
擦り傷だって増えていく。

でもクリーム塗って磨いてあげれば
とってもツヤツヤになって輝くんです。

何かがなければダメじゃなく、
積み重ねれば輝くんです。


そこに気をとられるよりも、
できることに一生懸命になったほうがいい。


それを改めて感じました。


僕は自信がなくなるときほど
積み重ねることをします。

目の前に一生懸命になります。

重ねたものは
必ず自分の中で積み上がっていきます。

そして積み上がるたびに
見える景色が高くなっていきます。


絶景に行くには
自分のできることを重ねること。

そう思っています。


書道の段は持っていませんが、

文字を書くという階段は
たくさん登ってきました。


そのおかげで、
12年前には想像もできなかった景色を
たくさん見させてもらうことができています。


もし今あなたが自信をなくしたり
何かに不安を感じるなら

目の前の積み重ねてみよう。

人は今にできることがあるとき
ネガティブなものは飛んでいってしまうんだ。


さぁあなたのできるを重ねてあげて。
そこに一生懸命になってあげて。


今日も少しでもキッカケになりますように。


ありがとうございます。


島根を愛する路上詩人こーた









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