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【新社会人】人として見習いたいところ
私の職場先輩のお話です。
先輩はとても優秀な人で、グループのメンバーからは頼りにされ、上司からの期待も厚く、大きな案件を1人でまわし、おまけに新人(私)の教育も任されています。
様々な仕事を任されており、多忙を極めています。
にもかかわらず、いつもどことなく余裕を感じさせる立ち居振る舞いをされていて、
「仕事?大丈夫大丈夫〜。
なんとかなるよ〜笑」
と、飄々としています。
先輩と比較すると3分の1程度の仕事しかしていない私は、その隣であくせくしながら必死で働いているので、先輩との違いが際立ちます。
経験が違う、といえばそれまでですが、私も早くあの境地へ辿り着きたいものです。
そんな先輩の尊敬ポイントは両手両足の指全てを使っても数えきれないくらいありますが、その中でも真っ先に見習いたいと思ったのは、
「質問をしたとき、どれほど忙しくても手を止めて身体ごと私の方を向いて話を聞いてくれるところ」
です。
目線はPC、手はキーボードの上を滑らせたまま、耳だけこちらに向けてくれるという先輩が多い中、私の職場先輩はいつも上記のように対応してくれます。
すぐの対応が難しいときでも、「落ち着いたら声かけるね」と言って、あとから必ず声をかけてくれる。
本当にありがたいことです。
心に余裕があるから仕事にも余裕が生まれ、仕事に余裕があるから心にも余裕が生まれるのでしょうか。
今の私には「余裕」という言葉は無縁のもの。
いつも何かに追われ、焦って、不安を感じています。
今すぐどうこうできることではありませんが、できることから少しずつ始めていきたい。
心に余裕をもつために、とりあえず先輩を真似てみる。
同期に質問されたとき、今までは仕事が忙しいことを理由に作業する手を止めずに話を聞いていましたが、最近はちゃんと手を止め、身体を相手のほうに向け、目を見て聞くようにしています。
こういうことの積み重ねで、自分の中に余裕を生まれ、相手からの信頼を得ることに繋がるといいなと思います。
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