見出し画像

【採用支援図鑑】各社の命運が分かれてしまうかも⁈21卒の内定式ではこれをやろう

㈱ログシーのキャリアコンサルタント&広報担当の鈴木さくらです(*´▽`*)

先週末は弊社が夏季休業だったので、久しぶりに浴衣を着ました

楽しかったな~なんてことは仕事が再開した今すでに昔のことのようで、今日のテーマは内定式。時期的に21卒内定式(オンライン化)のご相談が多くなりました。


■「知る」ことはできても「感じる」ことができないオンライン

▼さぼり気味の代表山田のTwitter


オンライン就活元年とも言えるほど、21卒の選考ではオンライン化によって享受したメリットも多い中、同時にデメリットも浮上していることはご存知の通り。

コロナに背中を押されてなかば強制的に導入が進んだオンライン説明会・面接の良い点・悪い点がだいぶ可視化されてきましたね。あえてここでデメリットを挙げてみると・・・

▼双方向の情報量が少なくなった
→「知る」ことはできても「感じる」ことができない(難しい)
→就活生側の内定承諾&入社意思決定に利用したい情報や材料が圧倒的に足りない!

そうなんです。私たちって想像以上に「感じる」情報にこれまで頼っていたことをオンライン化によって思い知らされたのではないでしょうか。画面から伝わる情報の半減から、感じることによって判断がしづらくなったオンライン化。これにより、例年に比べて

1)会社理解、事業理解が弱い
2)採用担当者、社員の人間性・人柄ありきのグリップが弱い

ことが露呈しました。

とりわけ1)に関しては、コロナ禍の影響により業界的にネガティブな情報が内定者に入ってきたときに払拭できるほどの情報が本人にインプットされているか(とくに第三者の否定に応戦できるか)ということが重要だったりします(業界によってはあまり気にしなくてよかったりもしますが、そこそこ死活問題だったりという場合もありますね)。


■各社「内定キープ問題」にどう立ち向かえるか?

さらに、最近話題に挙がっているのは「内定キープ問題」。

▼就活生4人に1人「複数の内定承諾したい」10月以降"バタバタと辞退"の可能性も

▼22年卒就活、囲い込みや内定キープ強く 21年卒から占う

複数内定キープ問題は今に始まったことではなく、もちろん褒められたことではないのですが、人生のターニングポイントにあたる新卒の就職活動となると、就活生の気持ちはわからなくもないですよね。

私自身も毎年大学生の就活支援をしていますが、「どこの会社に決めようか」と決められずに相談に来て、そのままズルズルと決められずに時間ばかりが過ぎていく・・・なんてことも目の当たりにしています。自己決定ができない今どきの就活生・・・(このテーマについてはまた別途記事にするとして)

そのような就活生に対して、企業側としてできることを今時分しっかりと取り組んでいくことが求められてきます。

このうち、とても大切なことは、

1)内定者同士の横のつながり、同期の絆はできているか?
2)リクルーター等の若手社員とのつながりは保てているか?

(内定後・承諾後辞退を抑止するくさびは形成できているか?)
→うまく構築できていないと、内定式後に辞退が発生する可能性がある
(景気悪化により、上記の通り内定保有者が増えているため)

これを各社がしっかりと振り返っておく必要がありますね。


■今年の内定式でやっておいたほうがいいこと

画像1

上記を踏まえて、この内定式でぜひともやった方がいいことは、以下3点といえるでしょう。

【1】会社理解・事業理解を改めて醸成する!
→今回、選考時に動画を制作された企業様も多かったと思いますが、実は制作してこなかった!という企業様は内定式に動画を通して理解を深めてもらうことをするといいですね。

【2】内定者同士の相互理解、絆を形成する!
→例年ですと、食事会という懇親会を企画されてきた企業様が多いかと思いますが、今年は食事会での企画は難しいかもしれません。とくに内定者数が多いと一堂に会することは難しいでしょう。食事会で一堂に会するかたちではなくても、内定者同士で集う場を設けたいところです。オンラインにするのであれば、回数は複数回用意するといいですね。

【3】採用担当者、リクルーター、社員との座談会も入れて人柄軸でもグリップする!
→役員の方や事業部長クラスの方々が、今後の展望を熱くプレゼンしてくれると、内定者の皆さんも(少しは)安心できますね。

とある企業様では、Zoom座談会開催時のドレスコードはあえて「普段着、私服」。人事部長様ももちろん私服に着替え、自宅リビングから参加して飲み物や軽食を片手に談笑する・・・という、あえてそのような機会を設けて、人柄軸でうまくグリップをされていました(お見事)。


貴社ではどんな内定式を予定されていますか?

もしかしたら内定式は例年よりとても大事な機会になり、以降、各社の命運が分かれてしまう可能性があるかもしれません。よろしければ、どうぞご参考にしてみてくださいね^^

(おしまい)


▼こちらもおススメ!関連記事


\ Twitterもやっています!よろしければフォローもぜひ ~!/

採用支援事業部Twitter

育成支援事業部Twitter

キャリアコンサルタント&広報 鈴木さくらTwitter


\ 弊社へのお問合せはこちらからどうぞ /


\ 日本の人事部の無料DL資料はこちらからどうぞ /




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?