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テレワーク時代こそ健康経営を|ちょっと言わせて

弊社でもコロナ禍でテレワークを取り入れるようになって3カ月ほど経とうとしております。
小職も週に1、2回程度在宅で仕事をするようにしていますが、熟れてくるに連れ、テレワークの利点や弱点がだんだんと見えるようになってきました。
今回は、自身の経験から気になった点を一つ指摘したいと思います。

とはいえ、小職だけに限ったことではありませんが、テレワークを行う日は圧倒的に運動不足になるということです。
自宅から会社までの通勤時間はおよそ1時間弱といったところなのですが、自宅から会社まで20分ほど自転車をこぎ、駅の階段を歩き、電車に乗り、また駅から会社まで歩きます。
また、取材や打ち合わせで外出をするとそれなりの歩数を歩いていたのではないでしょうか。
会社生活は意外と運動量があったことに気付かされました。

一方、テレワークをする日は寝室(自室)とリビングをいったりきたりするだけ。
歩数はたかが知れています。テレワーク開始以前から15分程度の朝の愛犬の散歩を日課としていますが、
これだけでは足りず、業務が終了すると努めてウォーキングするようになりました。

運動不足は血流が悪くなり疲労物質がたまることで、すぐに疲れを感じるようになります。
気持ち的にも消極的になって落ち込みやすくなり、不眠を引き起こすのです。
運動とメンタルヘルスは強い相関関係にあります。ひいては運動不足は、業務の効率化に大きく影響するのです。

今号、特集2で紹介している協和では、健康経営を取り入れています。
健康経営は、従業員の健康管理を投資と考えて、戦略的に経営を行っていくものです。
テレワークで従業員の健康管理が手薄になりがちだからこそ、健康経営を充実させていく必要があると感じた次第です。

安全スタッフ編集長 高野健一

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