マガジンのカバー画像

労働新聞編集長の迷想日誌

108
労働新聞編集長が週に1回、皆さまにお届けするコラムです。
運営しているクリエイター

#経済

不十分な賃上げと働き方改革――政局の秋へ|迷想日誌

厚生労働省が令和3年の民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況を公表しました。 賃上げ額は585…

残念な「諮問会議」の大方針|迷想日誌

日本経済社会は、このままだと地に落ちそうです。 来年度政策の大方針を左右する経済財政諮問…

コロナ禍で不当労働行為も増加|迷想日誌

新型コロナウイルス感染症の拡大がとうとう労使紛争の増加にまで結び付いてしまいました。 一…

~激動の2020年を考える~(2)軌道修正に向かう?経済政策~|迷想日誌

2020年の大きな出来事として、政府の財政支出に対する考え方が変わりつつあることが指摘できま…

スガノミクスに期待!|迷想日誌

菅政権が誕生しました。 自民党総裁選での菅総理のアピールは、他の候補者と比較して極めて具…

6月にも中小の不渡り拡大か…、大手は9月が心配|迷想日誌

内閣官房提供の資料を基に、新型コロナウイルスの経済に与える影響についてまとめてみたいと思…

ここで経済政策を誤るな…|迷想日誌

一般報道によりますと、経済産業省が28日発表した10月の商業動態統計で、小売業販売額が前年同月比7.1%減の11兆900億円となったとしています。 消費税増税に加え、台風19号の影響で3カ月ぶりの減少で、2015年3月(9.7%減)以来の落ち込みとしています。 また、前回増税時の14年4月は4.3%減で、今回のマイナス幅はこれを上回っています。 実質賃金が厳しい低下傾向にあるなかでの消費税増税は、最悪のタイミングでした。その結果が、10月の小売業販売の大幅低下につながったと

受入れられない国力低下|迷想日誌

内閣府がさきごろ発表した令和元年9月の景気動向指数の速報値によりますと、基調判断は2カ月…

再び「職務基準」に脚光!|迷想日誌

日本企業の人事賃金制度はどこに向かっているのか、再び関心が高まっているようです。 という…