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2年目を終えての振り返りと、3年目の目標

社会人2年目が、終わりました。

昨年も同じ時期に、自分の中に溜まったものをとにかく吐き出したい、今のモヤモヤを整理したい、と自己満足でnoteを書いたのですが、思った以上に反響をもらい驚きました。今でもよく読まれていますし、TwitterのDMで、「励まされました」と感想をもらったり、知り合いから直接ラインでコメントもらったりすることもあります。
新卒1年目のリアルをさらけ出したことで、だれかを勇気づけることができたのなら、本当に書いてよかったと思います。

もしお時間のある方は読んでみてください。

今回も、2年目の振り返りと、3年目の目標を考えてみたいと思います。

1年目までの私

前述のnoteの内容をざっくりまとめると、新卒で第一志望の会社に入ってワクワクした気持ちで入社をした私でしたが、全く希望にも書いてない部署に配属になり、とにかく苦しい日々を過ごしていました。募集要項に”土日祝日休み”って書いていたのに勤務がある部署に配属になってしまったりと、想定外の社会人生活をスタートさせていました。仕事内容も私がやりたかったこととは少しズレていて、モヤモヤした1年を過ごしていました。

総合職で入社したのですが、いわゆる、「配属ガチャ」というものに翻弄され、「就職活動は、配属が決まるまで終わりじゃない」いうことをしみじみと感じた1年目でした。

1年目の終わりに立てた、2年目の目標。

・無理しない
・自分を責めすぎない
・頑張りすぎない
・でも独り立ちはする

希望通りの配属ではありませんでしたが、まずは部内の仕事をできるようになろうと自分で決めたので、「独り立ち」という目標を2年目で達成し、1人で案件を任せられるようになることを意識しました。

それでは2年目を振り返っていきたいと思います。

2年目の振り返り

4月

新型コロナウイルスが蔓延しはじめ、緊急事態宣言が出たあの頃。
私の社会人2年目は、リモートワークでスタートすることになりました。
まだ一人立ちをしていない時期だったので、覚えることもたくさん。リモートでのOJTが開始しました。

4月は、自分の中での大きな一歩を踏み出せたことがあります。それは、
「部内報」を担当することになったからです。

広報部門にいきたい、とずっと上長に言い続けていたので、まずは部内でやってみないか、という話になりました。これはチャンスだと思い、即返事をしてさっそく取り掛かりました。リモートになっていたので、媒体は紙ではなく「ウェブメディア」を選びました。幸いにも大学生の時からワードプレスは使っていたので、話をもらってから実際にサイトをリリースするまで1週間くらいでできました。大学生の時の経験がここで生きると思っておらず、本当に無駄な経験はないと思いました。

部署の人たちから反応をもらえることも嬉しく、本当に楽しく今現在も続けています。1歩ずつ、やりたいことに近づいているかもしれない、という感覚がありました。

5月

5月も緊急事態宣言は続きました。
同期や仲のいい友達とよくオンライン飲みをしていたのもこの時期。
ひたすらに先輩の過去案件を自分で運用するという課題をやっていました。資料を作って、メールを書いて、FBをもらい…の繰り返し。褒められると嬉しいし、厳しいFB来ると少し凹んでました。


6月

6月からは、先輩の案件を一緒にやらせてもらうことになりました。少しずつ自分が前に進めていて、とても嬉しかったし、やりがいを感じていました。過去案件の課題でやってきたことが、少しずつ活かせていました。

私が一番リモートで苦労したことは、テキストでの質問が難しいことでした。今送って先輩に迷惑じゃないか、とか、この文章失礼じゃないか、とかをすごく悩みながら送っていました。(今でも気にしながら送ることが多いのですが…)テキストコミュニケーションって難しいですね。
私はチャットだと、少し多めに「!」を使ったり、リアクションがわかりやすいようにしたり気をつけています。

部内メディアも 引き続き更新していて、毎回部長との編集会議でアイデアをどんどん出すのがとても楽しかったです。

7月

7月は、自分の頑張りを誰かが見てくれていることを実感した月でした。

ふと何かで一緒になった時に、私が希望通りの配属にならなかったこと、配属発表で号泣していたことも全部知っている部長さんに、「**さんが部署にきてくれてよかったよ。新卒の1年間、ネガティブなところを見せず、本当に偉かったと思う」と言われました。


見てる人は見てるんだ、と思いました。言われた時は照れ笑いでごまかしてましたが、帰り道に思い出してほろっと泣きました。1年目は仕事が本当に嫌で嫌で仕方なかったけど、会社では確かに見せないようにしていました。きっと私の色々な葛藤もわかってくれてたんだ、と思って、優しさに泣けました。

週次面談では、先輩から「やる気がある、モチベーションが高い」と褒めてもらいました。とにかく私は、今年度の目標が「独り立ち」だったので、独り立ちした後に見える世界が見たかったのです。「1人で案件をやり始めたら、もしかして仕事が楽しくなるのかもしれない」という期待と、「この部署に来たからには、最低限のことはできるようになりたい」という思いがありました。

また、7月は初めて実案件でお客様と電話で会話をしました。緊張しながらも、一生懸命話していたのを覚えています。

8月

8月も先輩の案件を一緒にやりつつ、少しずつ自分1人でできる範囲を増やしていきました。夏休みを9連休取りました。そして、人生初ボーナスをもらいました!!(他の会社で働く同期のボーナス額聞いたら切なくなるぐらいだったけど…)

9月

9月は、やっと念願の独り立ちを認めてもらうことができました。案件を一人で持てるようになりました。

独り立ちして自分の中でよかったと思うことは、「自由度」でした。
案件の忙しさによってフレックスができたり、休みが取れたり、出社とリモートを切り替えられたり。働く上で、私にとって「自分で決められる、自由である」ということはとても大事なんだと気づきました。

1年目はずっとOJT期間だったので、休みを取るにしても、早めに帰るにしても、全てにおいて報告が必要でした。
それが、独り立ちして、自分で決められる範囲が増えたことで、だいぶストレスが減った気がします。自分が働く上で”自分で決められる自由度”が大事なんだ、と改めて思いました。

9月は、上長に自分のミッションについてプレゼンをする機会があったのですが、そこで私は自分への向き合い方について壁にぶつかります。
私はぶっちゃけ今の仕事内容に興味は持てなくて、仕事は最低限するけど早く帰りたい、プライベートも充実させたい。というスタンスでした。

プレゼン内容について質問を受けていた時に、泣いてしまいました。

それは、「周囲から求められる、やる気のある社会人2年目」と、「そこまで仕事に熱意を持てていない自分」のギャップに気づいてしまったからだと思います。嘘でも「頑張ります!」と言えませんでした。


10月〜12月

独り立ちしてからは、ガンガン案件をやっていきます。
上司から「独り立ちしたばかりでも予想以上に成長が早い」と褒めていただきました。素直に嬉しかったです。(私の良さは「カンがいい」だそう)まだやったことがないパターンの案件もあったので、先輩に聞きつつやっていきました。
クライアントから名指しで褒めていただいたこともありました。即レスを心掛けていたからこそ褒めていただけたのですが、とても嬉しかった。これからも、名指しで褒めていただけるくらいになりたいと思いました。

2021年1月

案件で関わったとある商品が、Twitterでバズっているのを見かけました。
自分が関わった商品が、世の中に広がっていく実態をみて、ワクワクしました。そもそもこの会社に入った理由も、「売れるサービス・商品をクライアントと一緒に作って世の中に広げたい」だったので、やっと叶えることができた、という思いでした。

2月

2月は、1年間で一番忙しい月でした。仕事が早く要領が良いとよく言われる私ですら、日付超えるくらいまで仕事が終わらない日もあり、かなり苦痛でした。

2月は、自分のなかで新たな挑戦をスタートさせました。
スタートアップ企業で広報に関わらせてもらうことになりました。

ずっと広報を目指していて、求人については定期的に見るようにしていましたが、あるあるなのが「MUST経験:事業会社での広報経験●年以上」などといった制約。経験者優遇、即戦力採用だということです。

大学生のころからライターも続けていて、自分でSNSの運用もしたりしているけど、やはり「広報」として経験を積まないと、採用市場でみてもらえない、と考えました。

そして私は、現在、業務委託という形でスタートアップの広報で修行をさせてもらっています。週1回、その会社の広報担当の方に色々教わりながら、実際の業務に関わっています。毎回、本当に学びがたくさんあって、自分が想像していなかった仕事や、広報のあまり見えない大変さも知ることができました。でもやっぱり、広報の仕事がしたいな、と思いました。

正社員として週5で働いて、さらにもう1日働くというのは、楽なことではありません。でも私は、今行動しないと絶対後悔すると思っているので、経験を積むことを重視して取り組んでいます。


社会人2年目を振り返って

まずは、無事に独り立ちできた自分に、本当にお疲れ様と言いたいです。目標だった独り立ちもできて、やり切った!という感じがあります。
最初は1年で部署異動できると思っていましたが、結局できず、新卒で入った部署で2年間働きました。いや、2年間経ってしまった、という方がニュアンスとしては正しいかもしれません。1年で部署移動できるとか本当に甘い考えでした。

社会人2年目になってやっと、社外のクライアントとメールしたり、電話をしたり、社会人としての基礎力がついたと思います。この1年で、自分でも成長できたと感じました。1年目の時よりも、仕事をやっていて、嬉しいことややりがいを感じる場面が増えました。

また、ここまでやれてこれたのは同期の存在が大きかったです。一人だった、とっくに挫けていました。同期と支え合って、ここまでこれたと思います。

今の私のキャリアの考え方

「自分は何屋さんなのか」を明確にしたい

私は、今自分のキャリアに専門性を持たせたいと思っています。20代のできれば早いうちに、「自分が何屋さんなのか」という軸を決めたいです。

私はこの先どういうキャリアを歩んでいきたいか可視化しようと思い、自分の20~30代のライフプランを書いたことがあります。
『20代後半には結婚して、30代前半には子供もできて、産休・育休も取得しながら働き続けたい。』
という自分の理想を描いたときに、もう20代の1年たりとも無駄にはできない、と少し焦りを感じてきました。

残念なことですが、一般的には30半ばを過ぎると、なかなか未経験のことにチャレンジしづらく、未経験の業界、業種への転職はかなり難しくなります。
だからこそ、20代の1年1年を、真剣に、戦略的に、キャリアプランを練っていく必要があると感じました。

キャリアの舵は、「私」が握ること

よく「石の上にも3年」と言われますが、その”石”が本当にそこでいいのか、自分自身で考えなければいけない、と思います。自分に合ってない石の上で過ごす3年は、成長ではなくただの苦行。ただただ、「とりあえず3年働く」という言葉に惑わされて、時が過ぎ去るのを待った3年間には、何の意味もないと思っています。

私のやりたいことも、部署異動したいという気持ちも、はっきりと伝えていて、上長にも理解してもらっています。ただ、そのポジションが空くかどうかは運とタイミングも左右しますし、会社の都合も色々あります。そのような「待ち」の状態で、自分のキャリアを会社に預けている状態が、キャリアを自分でコントロールできていないと感じました。

自分のキャリアは自分で作っていくもので、だれかに決められるものではありません。

3年目、どうしていく?

3年目の目標は、ズバリこれだけ。


仕事を自分ごと化して、会社に貢献すること
貢献したいと思える環境で働くこと


本当にあっさりしているのですが、
もっと、仕事に熱中してみたい。
自分のやりたいことを、望む環境で挑戦したい。
そんな想いがあります。

3年目は、色々と踏み出す年になると思います!


ここまで読んでくださってありがとうございました。




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