
セフレの話
君はいまセフレいる?
僕はいない。
こういう人生を走っていると、所謂「社会」から大きく路をそれることもあって、けどそのスペースが心地よかったりもする。
そういうスペースから「何か」を持ち帰りそれを糧として自分の人生を構築してきた。
そんななかで「セフレ」と呼ばれる存在や言葉が身近に感じるスペースにも出会えたりして。
当然のように僕のすぐ近くにもいた時期があった。
きみにとって「セフレ」とは何を指しますか?
恋人でもないのにセックスをする人?
そうかもね。
けどそこに「フレンド」の要素はちゃんとあるの?
都合よくセックスする相手?
そういう関係をセフレと呼ばない。
それは大きめのTENGAだよ。
「セックス」と「フレンド」のバランスを間違えないでほしい。
その子とはすごく仲が良くて、頻繁にとは言わないけどたまに食事して、映画見て、買い物して、お酒飲んで、セックスしていた。
食事だけの日もある
映画や買い物だけの日もある
お酒を飲むだけの日もある
だけどセックスだけの日はない
本当に「友達として」すごく大好きで、同性の友達とするような遊びが大半だったし、酔って手を繋ぐことはあっても、素面で恋人のように振る舞うことはなかった。
僕は女友達と普通にセックスするのだが
特定の友達と何度もセックスすることはない。
だって流れでするのだから。
そのなかで、何度もセックスを重ねる友達を「セフレ」だと思っている。
そんなこと相手には伝えないし、これは世間的に「セフレとは?」という問いへのアンサーであって、僕からすると呼び名なんてどうでもいい。
「ただセックスしたことのある友達」
は
「ただセックスしたことのある友達」
であって
「何度もセックスをする友達」
は
「セフレ」なんだよ。僕は。
だって普通は友達と何度もセックスしないでしょ?
それくらい僕もわかるよ。
恥ずかしいことも知ってくれている信用や信頼、ベッドを共にできる安心感があって、これは順位をつけるって意味じゃないけど、友達の中でも「気兼ねなく付き合える」存在なんだよ。
関係性の終焉はお互いに恋人ができたり、どちらかが依存してしまったりと色々とあるけど、そんな気持ちいい関係を悪くいう空気感を僕は好きじゃないな。
「ただヤレる女」を「セフレ」と呼ぶバカにはならないほうがいい。
セックスの前に「友達」だし、そこが1番重要だと思う。
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