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40~50代のおじさん&おばさんにも聴いてほしい新世代ロック③

このテーマでは、最近元気を取り戻しつつあるロックの中で、「80~90年代のロックは未だに愛聴しているけど、若いアーティストの事はまったく分からん」というような40-~50代のおじさん&おばさんにもお勧めしたい、新世代のロックを紹介してみたいと思います。

今回紹介するのは、Wednesday(ウェンズデイ)です。

英語版のWIKIPEDIAによると
・ノースカロライナ州アッシュビル出身
・バンドは、ボーカリストのカーリー・ハーツマン、ギタリストのジェイク・レンダーマン(別名MJレンダーマン)、ラップスティール奏者のザンディ・チェルミス、ドラマーのアラン・ミラー、ベーシストのイーサン・ベヒトルドで構成。
・ウェンズデイはカーリー・ハーツマンの個人的なソングライティング・プロジェクトとして2017年に結成。

とあります。

正確な年齢がよく分からなかったのですが、若いです。

ジャンル分けが難しいのですが、やはりWIKIによると
「彼らのサウンドは、カントリー、シューゲイザー、インディーロック、オルタナティブ ロックと言われています」
とあります。

カントリー×シューゲイザー!?というのが、なんのこっちゃという感じですが、これは聴いていただいた方が早いかもしれません。

どうでしょう?
’90’Sロックで育った40~50代のおじさん&おばさん的には、なんか懐かしいけど、新しい感じもあって、良くないですか?

個人的にはBECKとかRIDEを始めて聴いた時の、ざわざわした感覚を久々に思い出しました。

でも90年代の焼き直しという訳でなく、今っぽくアップデイトされている感じもあり、ポップです。

これもまたWIKIPEDIAから拾ったエピソードですが、
「バンドは2023年6月4日にバルセロナで開催されたプリマベーラ・サウンド・フェスティバルに出演し、アマゾン・ミュージックのステージで演奏しながら「ブル・ビリーバー」の前に反アマゾンの演説を行い、この曲を「倉庫労働者全員に捧げた」と述べた。」
とあり、見た目に反して、ロック・スピリットを感じる若者たちです。

しかし、あらためて思ったのですが「シューゲイザー」という名称、ほんとに秀逸ですよね。
「Shoe=靴+Gazer=見る人」をいう意味そのままで、下を向きながら轟音ギターを掻き鳴らすロックのいちカテゴリーの事ですが、これほど名称と実体が一致する例もなかなかありません。

Wednesdayは、年が明けた24年3月には来日公演も決定しているとのことです。
40~50代のおじさん&おばさん的にも今後に注目してよさそうなバンドだと思います。


※前回のご紹介はこちら。


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