雨宮いつか

東京で憧れだった宇宙業界で働き出したはいいものの、周りとの文化資本の差にしんどすぎて、…

雨宮いつか

東京で憧れだった宇宙業界で働き出したはいいものの、周りとの文化資本の差にしんどすぎて、心が複雑骨折からの休職.からの復職。社内ニートを脱し、専門性高めて働いていこうと立ち上がった。最近は眼精疲労に悩んでいる。

最近の記事

在宅勤務の日々

今日も今日とて在宅勤務。 私に振られているのは主に別グループの仕事。 社会人歴5年目。 そろそろ新人から中堅に入っていく頃だろう。 しかし、私には仕事が振られず、他グループで人数が足りない仕事、つまり誰でもいい仕事。大学生にだってできる。 去年はそんなことが続いて昨年度の評価が低く、給料が下がった。 私に対して仕事の采配を振れなかった上司の評価は、責任は? おいおい、一切無いのか? と思ったら怒りが湧いてきた。これはふつふつと沸き上がり、まるでマウナロア山に近い。怒りのマグ

    • 空が青いように、花が散るように

      久しぶりに聴いたら私の中で、何かが開きました。 RADWIMPSの五月の蝿。 『僕は君を許さないよ、何があっても許さないよ』 このフレーズ、まさに強いメンヘラ。攻撃的な強いメンヘラチックな歌詞ですね。 私はこんな感情を常に抱き続けている側の人間なのですごく共感します。 怒りって人の大きな原動力、エネルギーとなるんですよね。 私はずっと許せない人間がいて、普段は忘れているのにふとした瞬間に湧き上がってくる怒りのマグマに支配されます。 夢の中にも出てきて、最近、やっと最近殴れ

      • 解毒剤を求めて

        気づいたら、猛毒に侵されて毎晩うなされていた。 寝言はハッキリとした口調で 「馬鹿野郎!」 「ぶっころすぞ!」 など毎晩、誰かに向かって暴言を吐いている。 婚約者と同棲し始めて、寝言でこんなことを度々言うものだから、たいそう彼を驚かせてしまった。確か中学生の頃から母に 「夜中に誰かと喧嘩してたよ」 と言われていた。その時見ていた夢のほとんどは覚えており、私は物凄く怒っていた。夢のなかでなぜか理不尽な仕打ちを受けたりして、そのことに対して怒鳴り散らかし、喧嘩する夢

        • 私の毒親

          私の親はいわゆる毒親、というカテゴリーに分類される。 そしてわたし自身、特に父親のことが大嫌いである。父として、人として。これでも父への憎悪はかなり減った方である。(一時期、憎すぎるあまり毎晩夢で殴ったり罵声を浴びせたりしていた。 一方、母親のことも嫌いだと気づいたのは、就職のために上京して、物理的にも精神的にも離れてからだろう。 では、どうして彼らが毒親ときづいたか。 それは2018年4月。 新卒として入社した会社で見た光景である。両親と同じくらいの人間がスーツを

        在宅勤務の日々

          失恋

          失恋した ずっと好きで、大学一年の頃から好きでたまらなかった人に告白したのが二ヶ月、付き合うことになったのが一ヶ月前、振られたのがおととい。 合わないと思うからこのまま続けても意味ないから止めよう。 別れたい。 そのときに不思議と、涙は出てこなかった。家まで送ってくれて、笑顔で私が彼に手を振った。 家に入って、布団に潜ってから涙は溢れてきた。後から後から止まらない。 けれでも隣の部屋に母が居たから声を殺して泣いた と、2015年に書いた記事が出てきた。 2019年。現