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毎日note#25(2021/03/06) ギターが100%上達する方法


どうも。ギタリストのジュンペイです。

タイトルに「ギターが100%上達する方法」とありますが、答えから言うとそれは「五線譜を読み書きできるようになること」です。

ドレミがわからないからギターを始めたのに、、、という人もいるでしょうが順を追って説明します。


そもそもギターという楽器は、弦を押さえてはじけば音が出るという非常にシンプルな構造をしています。
それゆえ、「押さえる場所、はじく弦、はじくタイミング」がわかれば曲を弾けるようになります。
コードも、押さえる場所を覚えて正しく押さえられれば鳴らすことが出来るので、実にシンプルです。

これを視覚的に見事に表したものが「TAB譜」ですね。
「押さえる場所、はじく弦、はじくタイミング」が数字で表されているので一目瞭然です。

これで、きちんと学べば誰でもある程度は弾けるようになるのですが
その結果何が起きるかというと、自分が何の音を弾いているかわからないまま演奏することになります。


そんなことありません、TAB譜を見れば「4弦9フレット」とか書いてあるじゃないですか!と反論が来そうですが、それは単純に指板上の位置を表しているだけであって「音名」ではありません。試しに、4弦9フレットはドレミで言うと何の音なのか、数えたりせず5秒以内にすっと答えられるか考えてみてください。答えはページ下の「おまけ」に載せておきます。


これは、他の楽器ではあまり見られない、ロック系のギターやベースに特有の不思議な現象だと言えます。小学校でピアノを習う時、「左端から数えて何番目の鍵盤」なんて教わりません。鍵盤を見てドレミがどの位置にあるか把握したうえで、楽譜を見ながら演奏するはずです。知識(ドレミ)を用意したうえで技術(演奏)に移行しているということです。

いっぽうギターの場合は、知識(ドレミ)をすっ飛ばして先に技術(演奏)を習得できるので、そこにギャップがあるわけですね。それでも曲をコピーする分には困らないけど、セッションしたり曲を作ったりしようと考えると、ドレミを知っている人たちとの共通言語が無いので意思疎通ができません。この曲の最後はアレンジを加えて敢えてシ♭で終わろう、と話している時に、「すいませんそれって何弦の何フレットですか」って聞いたりしていたら置いていかれますからね。


そういった意味で、ギターの上達には譜面の知識が絶対に必要だと思っています。もちろん譜面を読み書きできるからといって超絶ギターソロが弾けるわけではありません。あくまでも知識面での上達ということですが、譜面やドレミがわかればギターの指板上の音が目に見えるようになるので、演奏の中で自分の現在地を把握しながら進んでいくことが出来ます。

特に最近はDTMなどで他の楽器も打ち込んでいく機会もありますから、なおさら譜面は読み書きできたほうがいいですね。


ジュンペイ







おまけ

4弦9フレットの音は「シ」でした。なぜか?「4弦開放弦である「レ」から4.5音離れている音だから」です。その辺りの話はまたの機会に紹介したいと思います。

わかりやすくまとまっていて簡単に譜面のイロハを学べる参考図書があるので最後にそれを紹介しておきますね。

マンガでわかる楽譜入門


なんでだろう、アマゾンのリンクの埋込が出来ない。。。。

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