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転職その4 その判断を正しくするのは自分次第

こんにちは。
5回目の転職を無事成功し、6度目の新入社員として慎ましく??日々を過ごしているロビーです。

前回は5回目の転職中のエピソードについてお話させていただきましたので、勝手に転職シリーズとして、今回は4回目の転職のエピソード、
「転職その4 その判断を正しくするのは自分次第」
について、話そうと思います。

4回目の転職のときは...ときも...かな(笑)
とにかく、会社を辞めるタイミングはここしかないって思ったので、先に退職届を出してしまいました。有給休暇も2ヶ月分くらいあったので、その間に決まるだろ...くらいに軽く考えてましたね。

この転職活動の中で、最後まで悩んだのは、仕事のやりがいをとるか、報酬をとるか、ということでした。

以前に一緒に仕事をした知人の紹介で、ある会社(B社としますね)の社長を紹介してもらいました。すぐに、面接になり、B社に伺ったところ、社長と3名の幹部が全員で迎えてくれました。

設立から10年くらいの会社でしたが、とにかく生き生きしていて、幹部の方たちが社長の才能を高く評価しているのが、とても印象的でした。

2度目に伺ったときは、幹部の方たちとの食事会。
お互いの経験や夢を共有したり、ここまで会社を運用してきた苦労話を聞いたり、本当に充実した時間で、心底、この人たちと一緒に仕事をしてみたいと思いました。

そして帰り道に社長と報酬の話になり、その会社が提示できるのは現状の300万円ダウンだということが、解りました。
会社の規模や財務状態からみても、納得できるものでしたが…

ほんとに悩みましたね。
家庭の状況からも、とってもそのまま受け入れられる条件ではありませんでした。

それと時期を同じくして、人材紹介会社から別のオファーをいただきました。その会社(K社としますね)は1回目の面接で2名、2回目の面接で5名、そして社長面接を終えて、結果がでるのかと思ったら、その後にさらに2名と面接して、やっと内定までたどり着きました。

ところが、内定と連絡をいただいたときに、
「当社はヒゲが禁止で…」
と言われたんです。
今まで面接の中で、一度も触れられたことがなかったのに、内定を出すタイミングで初めてそんなことを言われたんです。

正直、最初の面接で言われたら、ヒゲを剃って次の面接に挑んだと思います。そこまで、ヒゲにこだわっていたわけではなかったですし、考え方も古い会社だったので仕方ないかなって。
でも、内定を出すタイミングで、初めてヒゲの話をしたスタンスはとても許容できなくて、ヒゲがダメならこの話はなかったことにしてくれと返事をしました。

その後、採用を担当していた役員の方が、慌てて連絡してきて、社内を説得するので、考え直して欲しいし、そういうスタンスも含め、会社を変えていくので、力を貸して欲しいと言われ、踏みとどまりました。
報酬の提示は、現状よりアップでしたしね。

B社とK社のどちらに入社するか判断しないといけない局面になったわけです。もちろんやりがいならB社、報酬ならK社です

すぐにB社の社長とお話をする機会をいただきました。正直、報酬だけでなく、B社の事業モデル自体も現状では限界が見えている気がしていたので、今後の事業展開に関しての議論をさせていただき、それに関しても自分自身が力になれるか、一緒にその道を切り開くことができるかを確認させていただきました。
そんな関係でお話をさせていただいたので、B社の方々も一緒に仕事をすることをほんとに望んでくれていました。

このころには、他で報酬の不足分を補うことも考えて、B社にお世話になることを決めつつありました。

その方が自分らしいと思いましたしね。

ところが、K社の回答期限が近づくころ、急にメールの返信も滞ることが多くなり、自分自身で勝手に、社長の気が変わったのかな...と思ってしまったんです。この時間が決まりつつあった判断を鈍らせたんです。

そうなんです。最終的にはなんと、報酬を選びました

そのときの判断が、正しかったかなんて今でも全く考えていません
でも自分自身で、ここまで思い起こしてみても、この流れでB社にいくって選択しなかったのは不思議ですね。
あとでB社の社長に聞いたら、トラブルに巻き込まれて、多忙な状況で連絡がとれなかったようです。いつか一緒に仕事をしたいとも言ってくれました。
まあ、決断を迫られた状況で、気付かないようにしていたいろいろな不安が表面に現れてきて、それに押しつぶされたって結果なんです。
所得が減ることにビビッてたんですね。実際には。

でも、後で後悔しないように、K社に入社する意味をしっかり整理しました。会社を変えることを求められていたので、変えなきゃいけないものには、逃げずに立ち向かう。その意思表示のためにも、ヒゲは絶対剃らないって決めました(笑)

そう決めた自分は、この3年ちょっとは、ほんとに立ち向かい続けました。
あの時の判断が、正しい判断だったと思えるように、K社を変えるために必要なことは、妥協せずに立ち向かいました。

おかげで、いろんな学びがありました。
自分の強み、弱み。
権力だけで人を動かす無力さ、思いで人を動かす大切さ。
間違っていると思いながらも、その流れに逆らえない人の弱さ、そしてそれを解っていて利用し、自分の力だという愚かさ。

そしてほんとに大切しないといけない「人のつながり」も見えてきました
負け惜しみじゃなくて、ほんとに貴重な経験ができたと思ってます。
闘いの連続だったのでとっても、つらかったですけどね。
結局、退職をすることになってしまいましたが、少しの間でしたけど、一緒に仕事をしたメンバーに、そんな姿は最後まで見せられたかなって思ってます。

心底やりきったなって思えるので、今でもあの時の判断に一切後悔はありません。考えるのは、自分がもっと成長して、B社の方々とはいつか一緒に仕事をしたいということぐらいす。

ということで、長々とエピソードを話してしまいましたが、
「その判断を正しくするのは自分次第」
というお話をさせてもらいました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
みなさんが、それぞれいい時間をすごせますように。
では。

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