【日本ワイン ‘’東京ワイナリー”さん 醸造お手伝い】
2014/9/26
『東京ワイナリーさんでの醸造お手伝い』
東京ワイナリー‘’越後屋美和さん”とのお付き合いは長い。
オープンしますとSNS投稿あったその日に駆け付けた。何故ならなんとワイナリーと自宅との距離が自転車で5分!!!
ワイナリー情報を見た瞬間に家を飛び出し、ピッカピカのタンクが置いてあるだけの時に越後屋さんにこの心のときめきや感動をお伝えし続けたら、
その後からほぼ『ワイナリー従業員』みたいな感じで、東京農工大学の授業のない週末はずっとお手伝い。
いずれは『ワイナリー見学案内』等任せて頂く程に…
学生時代から今でも、越後屋さんとは深い関係です。
今日は最初に仕込んだデラウェアの滓引き(死んでしまった酵母(たんぱく質)やポリフェノール、酒石などが固形化して底に沈んだ滓除くために、タンクの上澄みを別のタンクに移す作業)と、昨日のデラウェアの圧搾(浮いているブドウの果皮や種子を圧搾機で搾る作業)。
今日の力仕事は圧搾作業。どこまで搾るかでワインに含まれる渋味やえぐみの度合いが変わるところもポイントですね。
途中途中で試飲させていただきましたが、発酵段階ごとにその香りや旨みその他味わいの厚みに個性があり、こうやってワインらしく成長してくのか。と、実感しました!
かなり力の必要な作業が続きますが、タンクを移し替えるごとにする洗浄、消毒、圧搾機につまった種の除去、そして洗浄……
などと、美味しく、安心して飲むためのワインへの細かな気遣いは欠かせません。
ブドウを育てて下さった農家さんの思いも大切に、美味しいワインを造りたい。そんなことを思いながらの作業でした。
滓引き後に試飲したデラウェアはまだ発酵途中でAL5%程でしたが、かわいらしい甘味、じっくりゆっくりと変化を伴いながら伸びていく酸の面白さ、余韻もしっかり心地よい味わいが残り、ワインとして瓶詰めされた後の味わいに期待の思いです!
今日到着した″高尾″もこれからワインへと姿を変えていきます。
″東京で育った高尾″。これと″東京の野菜″とのマリアージュが楽しみです