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【衝撃の‘’イタリア白ワイン” 情報】

2016/7/27

こんなに感動した白ワインは久しぶりでした。

目を閉じてゆっくりと口に含むと、小さいころ、家族で毎年旅行した長野での山登りの思い出が浮かびました。
初夏の生き生きとした緑、遠くまで透き通る、一面ブルー色の空。
汗ばんだ背中を、気持ちいい爽やかな風吹き抜ける、山頂の情景です。

ライムの皮を切った時の香り、グレープフルーツ、貝殻、白コショウ、白桃、洋なしの香り。

とても柔らかな淡いレモンイエローの液体が舌の上にやわらかく乗り、
出汁を含んでいるかのような、まろやかな旨みが広がり、酸味とミネラルが何とも奥ゆかしく追いかけてくる印象。


日本の食卓になじむ甲州のような優しさを感じながら、実は14%のアルコール。
しっかりと支えてくれる安心感。
オイル系のパスタから魚介の旨みがしみ込んだクリームパスタ、甘みのある野菜のフリット…
このワインに向き合うほど、食事とのペアリングを試してみたくなる。

「緑いっぱいの公園の樹の下で読書しながら」
「週末のランチに」
「川や山に遊びに行った時」
夏休みの思い出を一緒に作ってほしい、そんなワイン。

このワインの正体は、イタリアの最北の州、トレンティーノ・アルト・アディジェ南部 トレント LAVIS社のピノ・グリージョ。

エチケットが素晴らしく、飲み終わってしまったボトルを捨てられずに困っています。
『アルプスの真昼』(1891)
この画を手がけるのは、画家 ジョヴァンニ・セガンティーニ(1858~1899)
19世紀イタリア、スイスを代表する世界的にも有名な画家です。
LAVIS社のフラッグシップ リトラッティシリーズは全てセガンティーニの作品。
画も楽しめる、奥の深いワインです。

ブルゴーニュグラスで、決して冷やしすぎずに、自然を感じながら飲んでほしい一杯。

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