満月に沈む 🌕

" 言葉をお守りに。" 気まぐれにエッセイを書いています🖋

満月に沈む 🌕

" 言葉をお守りに。" 気まぐれにエッセイを書いています🖋

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🌕

2022年1月から、こちらのnoteにてエッセイの連載を始めることにいたしました。 自分の言葉でいつか人に何か伝えることができればと思っていたので、新しい年を迎えると同時に新たな挑戦ができることを嬉しく思っています。 お月様と、夕方から夜にかけての のんびりゆったりとした時間にソファやクッション、ベットに身を委ねゆっくり沈んでいく時の極度にリラックスしている感覚がとても好きで、同じように見てくれている方の心落ち着く穏やかな言葉を記せたらなと思い"満月に沈む"というタイトル

    • 夏。

      「夏」という言葉を織り交ぜた詩に対していつも、"ぼんやり"とではあるけれど、なんだか全てが儚く、言葉に息が吹き込まれ、草原の中 星が煌めく夜にその言葉がそこに吹く風や空気を物ともせず閑かに佇んでいる様子を想見する。 ただしこれはきっと"ぼんやり"であるから、心地がいい。 そしてひとつ、私にとってとても悲しい現実というのが、私は詩を書くのが苦手ということだ。 起こった物事、目の前に映った現象に対して考えを巡らすことは多いけれど、形ないものに想いを馳せ、言葉と言葉をつなぎ合わ

      • 夢の中のような。

        私は音楽を聴くことが好きなのだが、必ずと言っていいほど好きなアーティストができると、その人達に会いに行きたくなる。理由はふたつあって、本当にその声とその人自身が存在するのかを自分の目と耳で確かめたい、というのと、音楽と言葉で私の人生に、平坦な日常に彩りを与えてくれてありがとうという気持ちを伝えたい、という思いがあるからだ。 後者においては、自己満足と捉えられてしまえばそれまでだけれど、いつも誰かに会いに行く時には意識せずとも、そんなような心持ちでいる。 それこそライブや、

        • それでも生きている。

          ※ 戦争に関するお話をしています。   苦手な方はここで閉じてください。※ 戦争が、始まった。 紛争でも内戦でもなく、国と国との戦いだ。 2022年になった今でも、戦争じゃないと解決できないことって何だ? 戦争だと解決するのか? 国民に人権を与えずコマのように使ってでも、尊い未来ある命を奪ってでも、膨大な時間と莫大なお金を無駄にしてでも手に入れたいものに、本当に価値はあるのか? 戦争が始まったというのに、私は平穏に食事と睡眠をとっている。悔しくて、納得ができない。 祖

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          心が揺れ動くとき。

          本や映画、音楽などは出逢うタイミングがかなり重要であると私は深く思う。 著名な作家達が勧める小説を最後まで読みきれなかった時や、映画評論家や映画好きからの評価が高い映画が自分には刺さらなかった時、自分の感性がズレていると感じ、悲しくなったことが幾度もある。 しかし、最近気付いた。小説や映画の感じ方は、売り出し方や受け取る側が持つその作品へのハードルの高さ、当人が今置かれている環境であったり、鑑賞する時間帯や天気、その時の心情にもとても左右されやすいのだ。作品が、売り出し方

          心が揺れ動くとき。

          ほやほやな気持ちのまま。

          笑顔は、人間の持つ表情の中で1番美しく可愛らしくとても輝いていて、コミュニケーションを取る手段の中で最も人と人の距離を縮め、そしてさらには心の健康にも大いに良い影響を与えている、と、最近特に思う。 先月行われたM-1グランプリ、最後錦鯉のおふたりと一緒に泣いてしまった。 お笑いが好き、漫才やコントが好き、と言いつつも、今までは自分の好きな人たち、好きな空気感やテンポ感以外の人たちをハナから面白くないと決めつけて、なんなら「これぞ漫才」とはかけ離れたようなネタを披露する人た

          ほやほやな気持ちのまま。