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永瀬廉くんのオトコマエ具合に惚れた話

先にお伝えしておくと、私はいわゆる「だが情出ダンプラ落ちの髙橋担」である。

なので、永瀬廉くんにたどり着く前に、髙橋海人くんを通過しており、現在進行形で完全に髙橋海人くんに溺れているので、視界の中心には海人くんがいる。

さらに、海人くんにたどり着く前に経由しているのがKinKi Kidsであり、相当に影響を受けている。

その辺り、ふんだんに盛り込んだ視線になるのでご理解ご了承いただきたい。

ちなみに海人くんに沼った話は気持ち悪いくらいこちらで書き散らかしている↓

私が海人くんをしっかり認識したのが今年の5月から6月あたり。

元々好きになると、とにかく対象の仕事ぶりについて知りたくなるという深掘り系オタクのため、海人くん情報をあさりまくった。

(誤解のないように補足しておくが、プライベートに触れるようなナンセンスな真似はしない。あさるのはあくまでアーティストとしての情報であり、作品である)

海人くん情報を追いかけていると必然的に出てくるのが相方である永瀬廉くんである。

結論から言うと、タイトル通り、オトコマエ具合にひどくやられている。

最初の印象

最初は海人くん目的で、それまでの人生でほぼ見ていなかった音楽番組や、その宣伝動画を見るようになった。

(キンキ兄さんとこはあまり頻繁に音楽番組出ないので…)

私の廉くんとの明確な出会いは、たぶん、その歌番組宣伝動画である。

顰蹙を買う覚悟でいうと、実は最初の印象は、「あれ?冷たい…?」だった。

というのも、それまで私が見たことがあるのは相方全肯定で定評のあるKinKi Kidsの掛け合いのみだったのだ。

ご存じない方にお伝えしておくと、あそこは「相方にだけ優しい」「相方が最強の強火担」などと言われるほどの相方ファースト全肯定デュオである。

私の目からすると特に分かりやすく、全面的にそれが顔や態度に出るのが光一くんの方だ。

(剛くんも相当だが)

廉くんに対して、第一印象で「冷たい?」と感じてしまったのは、海人くんの私の情緒への影響力が剛くんの歌声に似ていることから、早々に廉くんを光一くんの立ち位置として見ていたがために起こった誤作動で間違いない。

1人の人を他人と被せて見てしまうなんて、これは大変申し訳ないことだけれど、”キンキと同じデュオ”という初期認識もあり、光一くんの剛くんへの愛情全開の全肯定具合を見慣れすぎていたせいで、廉くんの海人くんへの返しにびっくりしたのだ。

なんだかよくわからないけど、言葉を受け取る直前にはたき落としているような、自分の周りに壁を作っているような、そんな印象を受けてしまった。

結構衝撃だったが、それがいつの映像だったのかは覚えていない。

とにかく、「あれ?そんな感じなの?」と肩透かしを食らった気分だったのだけは記憶していて、勝手極まりないけれど、それが廉くんの第一印象だったのだ。

けれど、何度か見かけているうちに、光一くんフィルターもはずれ、その最初の印象の冷たさはあっという間に薄れていった。

今となっては、めちゃくちゃ海人くんが大好きで、海人くんに対して信頼しかなく、素直に甘え、甘やかしているように見えるし、自分の計算外、発想外のことをし始め、言い始める相方の思考回路が楽しくて仕方ないというふうにしか見えなくて、結果、2人まとめて大層かわいい。

10年来共にいて、これからも共にと決断をした2人だから、きっと本来は以前からそうだったのであろうことを思うと、私が初めて認識したタイミングが悪かったのだろう。

私が2人を追いかけ始めた5月末から6月といえば、それまでの体制に別れを告げ、2人での活動に移った直後である。

今考えれば、一番気を張っていた時期で、2人きりでカメラの前で話すというその状況を模索していた時期なのかもしれない、なんて思ったりしている。

きっかけはKinKi Kids

またしてもであるが、私が廉くんのオトコマエ具合に納得するにあたり、KinKi Kidsの役割は大きかった。

廉くんの人となりの印象が激変したのがKinKi Kidsのブンブブーンに出演した日である。

既に冷たい印象は薄れて、永瀬廉イイオトコだなぁという認識に変わってはきていたが、ブンブブーンの出演でとどめを刺された。

何より、そこまでに感じていた、2人でいる時の妙な緊張感に納得を得られたのがやっぱり大きかった。

実は海人くんが一緒に来ないことを残念に思いながら見始めたのだけれど、今となってはあのタイミングで廉くんだけで来てくれたのは、私にとって僥倖であった。

まず、キンキの2人と廉くんの年の差は(信じられないが)20歳である。

自分の身に置き換えて考えてみる。

会社の20歳上の、めちゃくちゃ仕事ができると有名で、その認識はしているが、さほど親しくはなかった現役バリバリな大先輩2人と食事をし、話をする機会が訪れたとする。

個人的には、そんな人たちと普通に会話しながら食事できるか…?と思ってしまう状況である。

それを前提にした時に、もう、オープニングトークからして、この子すごいな、と思った。

言葉の選び方からして、明確な敬意は感じるのに、壁を作るような緊張感は一切なく、あっという間に2人の間に溶け込んで、20歳年上の先輩の優しい小ボケにも大笑いしながらも遠慮なくツッコミ、存分にスタッフさんの笑いもかっさらっていった。

もうそこからして、私の大好物で常に憧れている地頭の良さと高いコミュニケーション能力を感じた。

沖縄料理を食べてる時の会話も本当に聴きやすくて、テンポも良くて上手だなぁと。

そして、途中口にした今後のライブMCに関する不安。

キンキ兄さんたちの言葉を聞いて、こぼれた深いため息。

最後に深々と「ありがとうございます、本当に」。

もう、これだけで、この子がどれほど全力で現状と戦っているのかが見て取れて、俄然廉くんに深い興味が湧いたわけである。

全身全霊で頑張る人の姿を見て、心から応援したくなるのは真理だと思う。

ちなみにその後廉くんの卒論のテーマを知ってめちゃくちゃ読みたいと思った。

そのテーマを選んだことにまず感動したし、大学に行ったことを確実に自分の武器にしてるじゃないかと、その賢さに、また憧れを抱いたのも追記しておく。

蛇足になるが、たぶん、キンキ兄さんたちも(その経緯には寄り添いつつ)デュオ後輩ができたという側面では歓迎しているし、廉くんに対して好感を持った。

もちろん私の肌感覚だけれども、特に光一くんは、とても好感を持ったと思う。

「コラボレートできるといいよね」「(2人組ならではの話を)”だよねー”って話せるようになるのが待ち通しい」「また話がしたい」だなんて、めちゃくちゃ前向きな言葉を残している。

光一くんも嘘やお世辞は言えないタイプなので、そのまま言葉通り受け取っていいと思う。

キンキンプリでも、キンプリキンでも、キンキップリでも、なんでもいいので是非ともやってほしい。

双方のファンとしてはもうこれ以上のご褒美はない。

ついでに、さりげなく「海人も一緒に」と言っている廉くんにもグッときたことも添えておく。

ガン泣きしたラジオ

廉くんについても見ていくと、ラジオの話がちょいちょい出てくる。

どういう手法で過去のラジオを聴いたのかはスルーしていただきたいが、噂のラジオが気になって、ある日、夜寝る前にイヤホンでこっそり全部聞いた。

見事に号泣した。

翌朝目が腫れるくらいには泣いた。

私は彼らの過去や、5人で活動していた頃や、それ以前の想いはほぼ知らない。

大きな声では言えない手法で過去情報や映像の切り取りを眺めて、楽しませてもらったりはしていたが、リアルタイムで参加していなかったので、深く感情が入ることもなく
「なるほどねぇ、この子たちが人気あるのわかるわー」
といった、比較的客観視した感想しかなかった。

(注:海人くんのパフォーマンスに関しては別感情で、過去の話だろうが語り出すと余裕で5000文字を超えていくのでここでは触れない)

けれど、彼を取り巻く過去と現状を知るのに、私にはこのラジオで十分だった。

廉くん本人の口から、本人の想いを聞けたのは、本当によかったと思う。

そして、永瀬廉のオトコマエ具合にすっかり惚れ込んだのである。

惚れるオトコマエさ加減

ここでまた光一くんを引き合いに出してしまうのを許してほしい。

初っ端で光一くんを勝手に被せて見てしまい、一方的に冷たいと感じてしまった第一印象はもうない。

ないけれど、逆に「気質そっくりじゃねーか…」というのが今の印象である。

あくまで私から見た2人ということで、個人的な意見として聞いていただきたい。

私から見た永瀬廉と堂本光一の共通点。

2人ともお顔が圧倒的な美人さんなのに、中身は義理人情と愛と責任感に溢れたド根性王子である。

思考回路はとても合理的だと感じる。

興味のあるなしがめちゃくちゃはっきりしていて、興味のないものは目に入ることもない省エネ脳なので、常識的な範囲のことですら徹底的に無知な分野がある。

一方で、自分の興味の対象にはものすごく熱心で、仕事に対してもとても真摯であり、真面目で、他の追随を許さないほどの努力も惜しまず、誰に言われずとも自分が納得するまで邁進するタイプ。

自分の大事なものと、そうでないものが、スパンと気持ちがいいほど線引きされて決まっていて見ていても気持ちがいい。

さらに、俯瞰的な視点を持っていて、他人に惑わされることがなく、世の中における定数(自分ではどうしようもないこと)と変数(自分が動くことで変えられること)を見分けるセンスが抜群で、定数が決まれば変数にフォーカスすることに切り替えることができる。

そのスピードに心底憧れるし、実際にその変数を自分で変えていく精神力と行動力と知性を伴っていることも称賛したい。

他人との比較の無意味さを本能で知っているかのように、比べるのは常に過去の自分であり、見るのは一歩先の自分。

なので、隣に天才がいても妬み嫉みを持つことなく、純粋にその才能を愛せる素直さがある。

仕事の結果についても、他人の評価よりも、自分がやり切ったかどうかの比重が大きく、地に足ついた芯のブレなさを感じる。

自分が提供するものは常に今の自分の最大数だから、それに対して何を言われようが受け止めるという器の大きさも垣間見える。

そして、ベストなタイミングで自分の想いを言葉にして伝えるセンス。

思考が合理的なので、人に伝えるのもうまいし、基本的に物事に対して無駄なことが少ない印象がある。

めちゃくちゃ憧れる。

そうなりたい人生である。

2人のインタビューで、本当に言ってることが同じでびっくりしたのが、「長期的な目標は持たない」「目の前のことを一生懸命にやるだけ」といった趣旨の発言。

長期的な目標も苦手で目の前のことも一生懸命になれない私は、このタイプの人にめちゃくちゃ憧れるのである。

さらには、ファンや周辺スタッフへの心から誠意ある対応を見ていると、この人に裏切られることはないだろうという、信頼感がすごい。

嘘がつけない正直者で、すぐに顔に出るところもまたいい。

内面がこれほどまでに魅力的なのに、どうしたことかこれまた顔も最高にいいのだ。

そして私の感性を揺さぶり、黒い感情を洗い流してくれる、祈りのようなダンスや歌を届けてくれる愛しい人たちを、才能も人柄もまるっとこよなく愛して、その隣を共に歩いてくれているのだ。

惚れずにおれるか。

終わりに

大事なことははっきりと言葉にして、態度で示してくれるところも、ものすごくオトコマエだと思う。

先日トレンドにも上がった「海人のため」も然り。

個人的には2人体制になって初披露したichibanはまさにそれだったと思う。

以前のキンプリは全員踊れるすごいチームではあったけれど、どうしても世間の評判として、海人くんと平野くんは抜きん出て評価されていたと思う。

各方面から評価され絶賛されている海人くんを、踊らせないわけにはいかないだろう。

海人くんのダンスを、廉くんこそが愛しているのも、言葉の端々から新米な私ですら聞き及んでいたくらいだ。

5人と2人ではやっぱり訳が違うというのは素人感覚にしても明らかで、そのプレッシャーは如何程だっただろうと思う。

ファンと、海人くんのために。

自分を仕上げてきた永瀬廉、最高にかっこよかった。

それを信頼しきってフルスロットルで踊る髙橋海人、最高にかっこよかった。

ダンスなんて全然知らない私は、勝手に自分の感性で目が追うひとを追いかけて見ている。

だから以前のキンプリでは圧倒的に海人くんだったわけだけれど、あのichibanに関しては違った。

どちらを見ていいのかわからないくらいだった。

見ていて感動が込み上げて、涙が止まらなかった。

お互いへの信頼と愛情。

お互いがお互いのための努力を惜しまず、自分を高めていける真面目さ、ファンを信頼し、その時々をそのまま見せてくれる素直さ、そして、見ている人の感性に訴える表現力。

これがキンプリの最大の武器のなんじゃないだろうかと思う。

というわけで、目下私の情緒をメタメタにしており、私の涙腺の鍵を持っていた髙橋海人の大事な相方、永瀬廉のオトコマエ具合にも相当やられている。

ライブの挨拶なんかもXのレポで色々と見せていただいて、「永瀬廉…!」とその格好良さに震えながらゴロゴロ転がっている。

こうなると、私はいわゆる「箱推し」になるのだろうか、と最近よく悩んでいる。

なんとも幸せな悩みで、心からKing & Princeの2人に感謝している。


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