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あなたに合うタイプは?〜恋愛タイプとリスク許容度〜

どんなタイプが好きなのか、どんなタイプが合うのか、考えたことはありますか。好きな異性、結婚の条件は人それぞれ違うもの。地味でも安定した暮らしを好む人もいれば、セレブのような暮らしを好む人もいるでしょう。

投資も同じです。自分に合ったファンドを選びたいですよね。恋愛タイプと投資におけるリスク許容度は同じ傾向があると思います。恋愛で長続きするために、自分に合ったファンドを選ぶために、まずは自分のことをしっかり理解することが大切なのです。今回は、投資信託を選ぶ場合について考えてみます。

1.あなたはどのタイプが好み?

"公務員系「安定型」"
・収入が安定しており、福利厚生が手厚い。
・仕事柄、真面目で堅実な人が多い印象。
・社会的信頼度が高い。
・相対的に残業が少なく、
 家族団欒の時間を持てるイメージ。
⇒贅沢は望まず、安定した暮らしを送りたいタイプに
 向いている。
"医者、弁護士系「安定成長型」"
・高収入で経済面では安定。
・多忙なため、家族と一緒に過ごす時間は
 少なくなりがち。
・学会やイベントなど急な出費があることも。
⇒家事が苦にならず(専業主婦でもOKな人など)、
 一人行動が好きなタイプに向いている。
"経営者系「積極成長型」"
・成功すればかなりの収入が見込める。
・成功する確率は低く、月の収入にバラつきも。
・仕事中心で、プライベートな時間が少ないイメージ。
⇒自分もバリバリ働き、経済面でリスクヘッジができて
 いる人、1人で趣味を楽しめるタイプに向いている。

主に3つのタイプのうち、あなたはどのタイプが好みですか。安定している公務員タイプが好きな人もいれば、独立心旺盛な野心家タイプが好きな人もいるでしょう。一般的に、リスクを抑えつつリターンも見込める「安定成長型」のタイプが多いのではないでしょうか。

婚活市場で人気の高い商社マンなど、大手日系会社に勤める人も、この「安定成長型」に属するのではないかと思います。また、開業医や法律事務所を独立して開業している場合は、「積極成長型」になりますね。

例えば、公務員の人でも、ギャンブルが好きな人であれば、「安定型」とは言えないですよね。職業だけで分類はできませんので、あくまで一例として見ていただければ幸いです。

2.リスク許容度に応じた投信選定

主に投資信託には、安全性の高い債券型資産(=安全資産)を中心に運用する「安定型」ファンド、債券と株式等(=リスク資産)をバランスよく組み入れて運用する「安定成長型」ファンド、大きなリターンが見込める株式やREIT(不動産投資信託)の比率を高く組み入れた「積極成長型」ファンドがあります。

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債券と比べて値動きが激しい株式を組み入れて運用する分、株式型の投資信託のほうが債券型の投資信託より、価格変動のリスクは大きくなります。その分リターンも大きくなりますよね。

もちろん、安定志向か、リスクテイク志向かどうかだけでは決まりません。資産額、年齢、投資経験などの客観的能力によって、ポートフォリオは左右されます。しかし、自分がどのくらいのリスクに耐えられるかどうかを考えるのは大切なことです。

3.恋人選びと投信選びの共通点

恋人選びも投資信託選びも、リターンは少なくてもいいからリスクが小さいものを選ぶのか、多少リスクをとってでも大きなリターンを狙うのか、「自分がどれくらいのリスクを引き受けられるのか」を見極めることが大切です。

「投資って難しい!」という人も、恋人のタイプや恋愛傾向を思い返してみると、リスク許容度がわかるかもしれません。

自分の状況、環境によっても恋愛傾向やリスク許容度は変化しますので、たまに見つめ直してみるといいでしょう。

4.恋愛も投資も「自分の目」を養うことが重要

恋愛タイプと投資におけるリスク許容度には、ある程度傾向があるとお伝えしました。この他にも恋愛と投資に共通する考え方がいくつかあります。

例えば、リスクヘッジ(=リスクを分散させること)や、ロスカット(=見切りをして損失を最小限に抑えること)があります。このテクニックを恋愛にも使え!と言っているわけではありません。この考え方を頭の片隅に入れておくだけで、客観的に見ることができ、感情に振り回されなくなるはずです。結果的にお互い幸せになれるのではないかな、と思っています。

⚠︎一つ注意点です!
「恋愛でリスクヘッジする」
なんて言ってる人は、ちょっと嫌ですよね(自虐)
この記事を見てくれた人は、
この考え方を心の中に留めておくように。。笑
(詳細はまたの機会にまとめます。)

上記の例は、共通している部分のみを抜き出して例にしているので、もちろん投資と恋愛には似ていない部分もたくさんあります。

しかし、「自分の目」で良い伴侶を見つけようという点では共通しているのは確かでしょう。自分に合ったファンド、自分に合った相手にめぐりあい、長期的に付き合っていくには、結局は自分を理解すること、そして自分自身を高めていくことが重要なのです。




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