がんばれ。そして、がんばるな。
真面目であることは良いことだ。
「真面目」を言い換えると、「一生懸命」とか「誠実」とかそういう感じ。
ザ・好感度高いワードである。
このタイミングでこんなことを言うのもなんだが、僕は真面目な人間だと思う。
仕事は一生懸命やる。
会話では、誰かが話している途中で割りこまないし、頭ごなしに否定しないし、言葉はめちゃくちゃ選ぶ。
コミュ障だけれど、周りへの気遣いは意識してやっているつもりだ。
うん、普通に良い奴じゃないか。自分で言うのもなんだが。
ただ、真面目一辺倒というのは、得てして精神的負荷が大きいのもまた事実。
現に、気を遣い過ぎて疲弊してぶっ倒れて退職しているので、真面目であり続けることは推奨しない。
真面目の使い過ぎには要注意だ。
真面目は、用法用量を守って正しくお使いくださいなのだ。
僕自身の経験則で見つけた、一時的な真面目からの脱却方法がある。
それは、執着しないこと(=がんばらないこと)だ。
自分の力でどうしようもないことは、手放す。
だって、自分の力でどうしようもないんだから。
たとえば、挨拶したのに返ってこなかったとき。
「なんでこっちは挨拶したのに、無視すんだよ。こんちきしょう。クソが。おらボケコラァ」とか思うこともあるだろう。
でも、挨拶が返ってこなかったという事実は変えられない。
だから、原因を探らない。
執着しない。
その代わり、次の対策は考える。
「こちらの声に気づかなかったのかもしれないから、今度は声を大きくしてみよう」
とか
「視線を合わせて挨拶してみよう」
とか。
執着はしないけれど、改善しようとはする。
なぜこんなことを書いたかと言うと、66日ライランのシーズン2が昨日始まったからだ。
きっと真面目な人たちは、
「ああ~今日の記事なに書こう~」
とか
「やっぱりつぶやきだけじゃ卑怯だよな……」
とか考えているのだと思う。
それで良いじゃん、と思う。
パソコンないしスマホの前で、noteの画面を開いて、あーだこーだ考えている時点で勝利ではないか。
毎日更新に向き合っている証拠ではないか。
卑怯だろうがなんだろうが、ルールとモラルを守っていればなんでもOKだ。
「うんこ」という3文字だけのつぶやきでもOKなんだ。
あ、いや、これはいろいろOKではないか。
とにかく、文字数の下限もないし、つぶやきOKなんだから、それを守っていればなにも問題ない。
画面の向こうの真面目なあなたへ。
真面目でえらい!
一生懸命で素敵!
でも、無理しないでね。
がんばれ。
そして、がんばるな。
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