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【南ア日記】Csと砂漠と南アフリカ

どーも。 南ア地方都市の生活と青年海外協力隊の事について、 テキストしてます。いつか誰かのためになるように。  


昨年に引き続いて、来月に南アフリカ日本学校への出張講話をすることになりました。昨年も思ったことだけれど、真面目で純粋無垢な生徒さんに真っ直ぐに向き合う先生方。生徒と先生の距離が近いような気がして、学ぶにはとても良い環境だと感じています。

昨年の反省も踏まえつつ、どんな話をしたら喜んでもらえるのかしら、と考えていたのですが、その中で小・中学生時代の自分に伝えたいことの一つとして「勉強って意外と楽しいよ」ということかなと。
つい先日、Dr.Stoneを読み直した影響も(笑)


その中で、自分とかけ離れたことよりは身近なことの方が興味を持ちやすいと思うので、、、南アとCs (地中海性気候)について、を例に出そうかなと思っています。

ABEMAでひろゆきがナミブ砂漠に置いてかれて、旅をするっていうのを丁度見てた影響もあり笑

世の中でCSっていったら、真っ先に思い浮かべられるのはなんなのでしょうか。プロ野球のクライマックスシリーズ?カスタマーサティスファクション?他に何かあるのかな。

地中海性気候

温帯気候の一つで、夏は雨が少なく高温のため乾燥するが、冬は降水が多く湿潤な気候。

地理で、気温と降水量のグラフが出たら真っ先に検討がつくのがこの地中海性気候ですよね。でも、この地中海性気候、地中海沿岸だけでなく、オーストラリアのパース、チリのサンティアゴ、そして南アフリカのケープタウンも属してます。
いや、絶対名前の付け方ミスだろ!!

ちなみにケープタウンはこんな感じ。

話は変わって、砂漠ってどんなイメージ?っていったら、暑い・乾燥・植物がない、赤道付近にありそう、みたいな感じでしょうか。
でも、こんな冬には10度下回るような南アフリカから、隣接しているナミビア共和国まで広大な砂漠が存在します。赤道からとても離れているのに不思議じゃない?
ちなみに、ナミブ砂漠は世界遺産にも登録されている、世界最古の、非常に有名な砂漠。世界一美しい砂漠と言われることも。

実は砂漠って赤道直下の、暑い国にはほぼ存在しないみたい。ほとんどが地中海性気候の地域と隣り合ったところに砂漠に存在してるんですよね。
アフリカのほとんどは砂漠でしょう?赤道直下の暑い国に砂漠があるんでしょう?と認識している人もいると思うんですけど、全然そんなことはない。
固定観念って怖い。

温暖でリゾート地のイメージが濃い地中海性気候と、人も住めない無垢なイメージの砂漠が、気候と風の影響で隣り合った地域にできる。めちゃくちゃ面白いですよね。

こういう地理やその国の歴史のことを旅行や住む前に知っていたらもっと面白かったんだろうなっていつも思います。だから、人生を充実させるためにも選択肢を広げるためにも、勉強ってしておいた方がいい。
他人に責任転嫁してはダメですが、こういうことを教えてくれるような先生に出会っていたらなと思います・・・

結論

地中海性気候の温暖でのんびりした地域に住みたい。

以上。

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