読んでる漫画・中断してる漫画。最近聴いてる音楽

楽しい漫画が多いよ~!

私は一般平均よりは漫画を読んでる方だと思う。とは言え読みまくってるわけではなく、電子書籍の試し読みをザッピングして、面白そうだったら1巻を買い、1巻が面白ければ後の巻もざっと購入するみたいなことをする。これを1~2ヶ月に1タイトルくらいのペースでやってるかな。

こういうことをしていると、完結した漫画なら良いけど、連載途中の漫画が増えてくると続刊が多くなってどんどん買うことになる。一方で、「この漫画の続刊はもう買わなくてもいいかな…」という感じで読むのをやめてしまう漫画もある。

ブログということで自分のログを残す意味と、自分の好きなものの言語化・布教を行う目的で、「最近読んで好みだった漫画」・「継続してコミックスを購入してる漫画」・「読むのを途中でやめちゃってる漫画」を書いていきたいと思う。

実はこの記事では「全巻購入したいと思ってる漫画」も書くつもりだったんだけど、書いていくうちに長くなりすぎてることに気づいて、これは別記事にしようと思った。ということで、いずれまた別記事で「全巻購入したいと思ってる漫画」を書きます。

あと私が漫画を買う媒体は、一部を除いてほぼ全て電子書籍。使っているサービスはDNPのhonto。Amazonのアフィリエイトとかの目的じゃないので、基本的にhontoのリンクを貼っていきます。そこから購入しても別に私に利益なんか入らないから、自分のお好きなサービスでお読みになると良いです。

最近読んで好みだった漫画(完結)

後で「継続してコミックスを購入してる漫画」を書くので、ここで紹介するのは必然的に完結しているものになる。また、「いまさらかい!」というツッコミは無しで。

水上悟志《スピリットサークル》

私がTwitterや色々な場所で「スピリットサークルが良い…」と言ってるので「またこの話か」と思う人もいるかもだけど、ここ何年かで一番好みだった漫画。何回ループしてるかわからないくらい読み続けてる。

大雑把なストーリー。中学2年生の主人公の男子が、転校生の(かわいい)女の子と出会うが、前世が憎しみ合う関係性だったことを明かされる。憎しみ合う関係性は輪廻の中で何度も繰り返されるが、キーアイテムとなる「スピリットサークル」と最初の出会いを巡る謎を解き明かしていく、という話。

絵も好み。キャラクターも素晴らしい。深刻な中に軽いノリのギャグも交えられてて笑えるところもある。ラブコメ要素もある。それらがうまいこと調和している。

最後は感動。この作者は伏線回収の神で、「途中どんな展開になるか悩んでた~」みたいなあとがきもあるけど、おそらく謙遜かな。6巻で完結しているが、この量で無駄が一切なくベストと感じる。

《スピリットサークル》第1巻より

同じ作者の《惑星のさみだれ》もオススメ。全10巻。私は最終巻で泣きました。こっちの方がちょっと厨ニっぽいけど、笑いあり涙あり。「師匠」というキャラが好き。

《戦国妖狐》全18巻も面白いけど、これはちょっと中だるみして熱烈にハマった感じではなかった。(面白いけどね)

東村アキコ《東京タラレバ娘》(+シーズン2)

これはとても有名だし流行ったのはだいぶ前だけど、最初にシーズン2の試し読みをして、1と2の全巻買いを即決。1は全9巻。2は全6巻。

とにかくギャグが面白い。

1は3人の独身30代女子を巡る恋愛と結婚できるか!?の話。にしてもちょっと失敗恋愛の話が多くて見てて「うわぁ~…」という気持ちにはなる。

シーズン2は全6巻で短いけど、内容としてはちょうどいい。30歳フリーター女子とその周りの人たちの恋愛と結婚できるか!?の話。こっちの方がポジティブで、ギャグ色もメチャクチャ強くて笑えたな~。「なんでこんなキャラ思いつくの?」というくらい笑えるキャラが満載。

《東京タラレバ娘 シーズン2》第1巻より

両方とも、結婚ラッシュが過ぎ去った年齢くらいの人が読むと実感できるような話がたくさんある。

平本アキラ《監獄学園》

全28巻。前年まで女子校だった共学の高校に男子5人が入学し、この5人が主にエロのために結託し、事件を巻き起こしたり、裏切ったりをする話。かなり下品だったりエロ表現があるので、特に女性にはオススメできないかも。

《監獄学園》第1巻より

とにかくアホなことを物凄く深刻な感じで描く様がメチャクチャ笑える。本人たちが物凄く深刻に捉えて真剣に取り組んでることが、凄まじくバカバカしい。各キャラクターが全員、「どうしてこの思考回路になるんだよ」と思わせてくれる素晴らしい個性がある。あと絵が巧すぎる。個人的な好みとしては圧倒的に花さんが好き。

加納梨衣《スローモーションをもう一度》

昭和レトロ文化に楽しみを見出す高校生男女の話。音楽、ファッション、ポスター、メディア、雑誌、写真…全て昭和のもので楽しもうとする二人。

私は世代じゃないものもあるけど、私でも知ってる懐かしいグッズもたくさん出てきて笑っちゃう。文化的に面白いところに目をつけたなぁという感想。(こんなので楽しむ高校生なんて居ねぇよwと言いたくなるが)

《スローモーションをもう一度》第1巻より

「地味だったあの子が実はカワイイ」みたいな、ある意味この設定すら昔の漫画のパロディなんじゃないかと思わせる程のベタなラブコメ的漫画。絵柄も意識的に昔風になっているのも面白い。
軽く読めちゃう全7巻。

継続してコミックスを購入してる漫画

まだ完結してない漫画で、私が継続で購入してる漫画の紹介。ただしここに紹介してるもの以外でも、実はたくさん続刊購入継続してる漫画がある。が、長くなりすぎるのでいくつかに限って(おすすめしたいものを中心に)書く。

河内遙《涙雨とセレナーデ》

2022年6月時点で、9巻まで発刊。

女子高生が明治時代にタイムスリップして、そこで出会った男の人といい感じになるが、様々な事件に巻き込まれつつ、色々な人に助けられながら過ごす…というストーリー。

《涙雨とセレナーデ》第1巻より

女性向け漫画らしく、女子視点でベタなイケメンが描かれてるが、無理がなくて自然。主人公の女の子が積極的に行動をしていくのが読んでて清々しい。
主人公の周りのキャラたちの行動も中々面白いと思う。


山田鐘人,アベツカサ《葬送のフリーレン》

2022年6月現在、7巻まで発刊。2021年マンガ大賞大賞受賞。はい、読んでますしハマってます。

魔王を倒した勇者パーティーの中で、長生きのエルフが再び度に出る話。この設定がそもそも面白いけど、意外と深刻な場面もあるけど、しんどい展開はほとんどなく基本的にのんびりした雰囲気があって、感情が薄い主人公は淡々と進んでいく。あとは絵が半端じゃなく上手い。まぁ、私がレビューするまでもなく世間的に評価されてるのでこの辺で。

幸村誠《ヴィンランド・サガ》

2022年6月現在、26巻まで発刊。

ヴァイキング時代の話。幼い頃からヴァイキングとして戦場に身を置いて育った主人公が、戦争の無い世界を目指して旅をする話。実際のアイスランドの史実「サーガ」を大幅に脚色して描いてる。

長いストーリーの中で、色々な人との出会いや事件を通じて、主人公が「本当の戦士」を目指していく様にジーンと来る。

志村貴子《おとなになっても》

大人同士の百合漫画。しかし片方は結婚してる。なので不倫(?)。大人同士と言っても、エロ表現はゼロでかなりソフト。

《おとなになっても》第1巻より

2022年6月時点で6巻まで発刊。

私は百合漫画はほとんど読まないんだけれども、ソフトな恋愛模様と、周りの人間関係にちょっとリアリティがあって面白いし、読者層が明らかに大人なので「うわーこの状況、悩むだろうなー」みたいに読んでしまう。絵も好み。

作者のTwitterがゴールデンカムイの話題だらけで笑える。同業者の作品をそこまでドはまりしてTwitterでべた褒めするかね?w

赤坂アカ《かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~》

2022年6月時点で、26巻まで発刊。

主人公の男女が、互いに自分に告白させようと策略を尽くすみたいな話で始まって、そのパートも中々笑えた。でもストーリーが進むに連れて周りの人達のストーリーが展開されていって、そっちが面白かったりする。こういうのを、キャラが生きてるって思う。

ちなみに私は圧倒的に伊井野ミコが好みで、私の周りで同じ意見の人が少なくとも2人居る。

日向夏,ねこクラゲ,七緒一綺,しのとうこ《薬屋のひとりごと》

ラノベのコミカライズ。私が読んでいるのはスクエニ版。もう一つ、小学館版もある。スクエニ版は2022年6月現在、9巻まで発刊。なんで2つの出版社でコミカライズしてるの??ラノベのコミカライズってそういうもん??私はスクエニ版の方が絵柄は好みだったのでこちらを購入してます。

中世の宮中の下女だった女の子だが、薬屋をやっていた知識と推理力で、宮中の事件を解決していく話。

《薬屋のひとりごと》第1巻より

主人公が切れ者なのが爽快。あと意外とカワイイのがちょっと良い。それにアプローチしてくる男を無視するのもツンデレな感じ。(デレが全然無いけど)

オジロマコト《君は放課後インソムニア》

2022年6月現在、9巻まで発刊。(今日2022/6/10が最新刊9巻の発売日!)

不眠症の高校生の男女が、学校の中の秘密基地として見つけた使われてない天文台で出会って、そこから天文部を立ち上げる話。

《君は放課後インソムニア》第1巻より

とにっっっかく絵が素晴らしい。後はサブキャラもそれぞれ個性がちゃんとあって面白い。ストーリーとして天文部の活動も面白いけど、ベタベタな学園恋愛モノ。学園恋愛モノと言っても萌えキャラが出てくる系ではなく、リアルな学園生活の中でという感じ。

読むのを途中でやめちゃってる漫画

批判したいつもりはないけど、一応途中までは買ってたけど、今のところは続刊を買うのを中断しちゃってる漫画たち。また読み始める機会があるかも。

原泰久《キングダム》

圧倒的に面白かったんだけど、いつまで経っても中華統一にたどり着かなそうなので、もう継続購入は無理です。。。一つの合戦で何巻分も使ったりとかしてたら、そりゃ話進まないでしょ。。。いつかどこかのマンガ喫茶で一気読みをするかもね。

福田晋一《その着せ替え人形は恋をする》

面白いし好きなラブコメなんだけど、途中でちょっと飽きちゃった。なんでかというと、私自身がコスプレに対してそこまでの楽しみを見いだせなかったからかな。一旦保留中。

山田金鉄《あせとせっけん》

途中までは楽しく読んでた。二人が早めに付き合って、そこからは良くなっていく以外のことが起こらないから平和なんだけど、そうなると逆に展開がとても単調で飽きてしまった。微エロ表現は多め。
(なんか作者はネット限定でおまけのエロ漫画をたくさん載せているみたい)

KUJIRA《ホンノウスイッチ》

感想や展開は上とほとんど同じと言っても良いかも。こっちの方がエロ多め。一番最初から恋愛がスタートしてしまうけど、恋愛って徐々に成されるものだから、私はちょっとついていけなかったかなぁ。

森本梢子《アシガール》

女子高生がタイムスリップして足軽になって、イケメンの殿様を助ける話。設定も主人公も展開もメチャクチャで笑えた。けど、そんなに長く読むものではないかも…と思って途中で買うのは中断している。それでも今でも続きを買おうか迷ってる。

峰浪りょう《少年のアビス》

この作者の前作《ヒメゴト〜十九歳の制服〜》はとても面白いと思ったから最新作のコレを読んでたんだけど、コレは暗すぎる!!!ずっと暗い!!!
あと調べてビックリしたのが、この作者は女性らしい。マジ?こんな男に刺さるエロ表現だから確実に男性漫画家だと思ったんだけど。
あと別作品の《初恋ゾンビ》は作風が違いすぎてこれもびっくり。これは値下がりするのを待ってる。


川上泰樹,伏瀬《転生したらスライムだった件》

超有名ラノベのコミカライズ。ずっと言われてるけど、この手の「なろう系」ラノベの話ってとてつもなく都合が良い。苦労せずどんどん敵をやっつけて上手く回っていくのが爽快なときもあれば、「うーん、ここまで都合が良いとなぁ…」とちょっと冷めてしまうときもある。ちょっと中断中。でもまた買い始めるかも。

皆さんのオススメ漫画、読んでる漫画、紹介待ってます。

漫画は星の数ほどあるので、オススメを聞くのがすごく手っ取り早いです。色々な人たちのオススメをききたいので、良かったらTwitterでもnoteのコメントでも、残していってもらえると嬉しいです。

最近聴いてる音楽

Dorian Concept《J Buyers》(2019)

素晴らしくリズミカルに、リアルタイムに音を作っていく様がカッコイイ。シンセの名機SH-101の音色を素晴らしく活かしているのもグッとくるし、ハードウェアに囲まれてるのもまさに「テクノ!」という古き良きフェティッシュを満たしてくれる。一方でリズムは今風でカッコイイ面もある。
短いんだよなぁ~もっと長く演奏してほしいわ。

The Comet Is Coming《Summon The Fire》(2018/Live:2019)

現代的なファンクってこういう音になるのか~、と、ジャズの新しい境地を垣間見せてくれる、組み合わせとして面白いサウンド。全体的に音色に重さがあるので統一してくれてるのも好みだ。繰り返しの多さも、ジャズとエレクトリックを交互に行き来するような構成で面白く、何度も聴いてしまう。

Porter Robinson & Wednesday Campanella 《fullmoon lullaby》(2021)

あまりこういう「きれいな曲」というのはあえて聴かないようにしてるんだけど、やっぱり聴いてしまうから、まぁ、聴いてるものを晒すということで、こういうポップスも聴いていますということで書くことにした。後から見たら恥ずかしくなるのかもなぁ。
昨今の天才・売れっ子トラックメーカー/プロデューサーのPoter Robinsonと、水曜日のカンパネラのコラボ曲。アルバムの日本限定ボーナストラックらしい。

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