親子関係と親密感への怖れ〜自分と向き合えば楽になる〜
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親子関係ってほんと、あらゆる人間関係やあらゆる「感情のあらわれ」のベースになってくるものです。
例えば、「男性が苦手...」という人は自身も気づかないうちにお父さんとの関係性になんらかのこじれがあったパターンが多いです。(もちろん、自覚してる場合もあります)
例えば、「付き合った人となかなか親密な関係になれない」「自分から踏み込んでいけないし、相手からも踏み込んでもらえない」という人はお母さんとの間に何か心理的な軋轢があったのかもしれません。これも自覚してるケース、してないケース、両方あります。
今回は親子関係と対人関係の深い関わりについて、私のツイートを引用しつつ見ていきましょう。
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【ツイートここから】
「母親と不仲だった人」は相手との距離感を掴むのが不得意になりやすく「父親と不仲だった人」は男性上司や男の先輩に苦手意識を持ちやすいです。
両親との関係は全ての人間関係のベース。
人付き合いが苦手で疲れがちという人は両親との関係を振り返ってみるのも大切。
【ここまで】
ーー「母親と不仲だった人」は相手との距離感を掴むのが不得意になりやすく「父親と不仲だった人」は男性上司や男の先輩に苦手意識を持ちやすいです。ーー
以前、お父さんと思春期以降不仲でそれが原因で「男性との関係」に強い心理的抵抗を感じてしまっていた女性の記事を書きました。
その女性はお母さんとの関係には特に問題を抱えていなかったのですが、お父さんとの確執がその後の人生…特に男性が絡む恋愛や仕事ですごく苦労することになります。
また、お母さんとの関係が思春期以降あまりよくなかったり、幼少期からお母さんに気を使いすぎて過ごすことにより対人関係全般で「心の距離の取り方」が苦手になってしまうケースや、「親密感への怖れ」が生まれてしまい恋人との距離が中々縮まらないケース、逆につい「悪い意味で」距離が近くなりすぎてしまい破局に結びついてしまうケースもあります。
人との距離感をはかるのが苦手な人って、いざ関係性が近づくと極端な依存気質になってしまいメンヘラ行動を繰り返すなどありがちですが、これには「私を大切にしてくれる人はこの人以外にはいないんだ、、、」という観念、抑圧が大きな原因になっています。
さらに、幼少期の親との不仲により成人後の「パートナー」に母や父を投影してしまい、相手を一人の配偶者や彼氏/彼女としてみれなくなってしまうケースもあります。
相手に親のような愛情を求めてしまう、「お父さんのような彼氏」を求めてしまうなどが典型ですね。
親との関係が不安定だと、その後のパートナーシップ、人間関係、職場での関係、人生全般に大きな影響が出てきます。
ーー両親との関係は全ての人間関係のベース。ーー
繰り返しになりますが、両親との関係は全ての人間関係の、そして人生全般の基礎になります。
自己肯定感が低くつい「他人軸」になってしまうのも親との関係が大きく影響している場合が非常に多いです。
相手の目を伺いすぎてしまう、相手の態度に振り回されすぎてしまう、相手に遠慮しすぎてしまう、相手の評価を気にしすぎてしまう、相手の言動に一喜一憂してしまう、相手の喜怒哀楽が気になってしょうがない…こういった態度を「他人軸」と言ったりしますが、これにも幼少期の親子関係が投影されています。
親が過干渉なタイプだったり、逆にすごく放置してくるタイプだったり、感情の落差が激しいタイプだったり、モラハラ気質だったりすると子供は親の顔色をかなり伺うようになります
そうした幼少期よりの習慣が潜在意識に染み込み、大人になってからも人間関係で苦労することになるわけですね…
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ーー人付き合いが苦手で疲れがちという人は両親との関係を振り返ってみるのも大切。ーー
こう見てくると、「大人になってからの人間関係の歪み」は全て親のせいのように思えてきますがそれは間違いです。
間違いというか、それ自体「他責思考」であり「他人軸」なため、厳しい言い方をするとそういう考え方をしている限りどこにもいけませんし、何も解決しません。
幸せになるためには「他責」を手放して自分軸を取り戻すことが大切。
そのためには、親へのネガティブ感情を洗いざらい全て吐き出して、親子関係で染みついていった潜在意識上の観念(べき論、マイルール)を手放し、親への執着を解放していく必要があります。行うべきワークは膨大にありますし、時間もかかります。
ワークの一部をご紹介するなら、「パートナーシップが上手くいかないのはもしかしたら過去に原因があるのかもしれない」「人間関係のあらゆる問題は親子関係に根差しているんだ」と自覚したうえで、なぜ自分は人との距離感をはかるのが苦手なのか、なぜ「親密感への怖れ」を発揮してしまうのか、なぜ「自分はどうせ大切にされないんだ」と思い込んでいるのか、、、その理由を振り返ってみましょう。まずはここからです。
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・幼少期に親に気をつかい続けてきたことはありますか?それはなんですか?
・幼少期にガマンしてきたことはありますか?それはなんですか?
・幼少期に親子関係で不安を感じていましたか?感じていたとしたらそれはなんですか?
・幼少期にお父さんに求めていたことはなんですか?
・幼少期にお父さんに言いたいのに言えなかったことはなんですか?
・幼少期にお母さんに求めていたことはなんですか?
・幼少期にお母さんに言いたいのに言えなかったことはなんですか?
・今、再び反抗期がやってきたとしたら猛烈な勢いで親に意見したいことはありますか?それはなんですか?
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各質問に対して是非10個ずつくらい書き出してみてください。
これらに答えていくと、幼少期から人生を通して抑圧してきたものの「骨格」のようなものが浮かびあがってきます。
さらに、お母さんとの関係のパターン、お父さんとの関係のパターンにも気づかされることになるでしょう。
「なんで私はこんなに対人関係が不安定なんだろう」「どうして私はパートナーシップ上の問題を抱えがちなんだろう」「私にはどんな抑圧があったんだろう」その原因が少しづつ分かってくるんですね。
親子関係で身についたものってあらゆる人間関係に投影されるので、親子関係によって身についた潜在意識上の問題に「気づく」ことが全てのスタートになります。
「親子関係と親密感への怖れ」のお勧め記事3本です!
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