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【親密になることへの怖れ】パートナーといつも深い関係になれない背景にある自己否定感情『罪悪感』について深掘り
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【ツイートここから】
家庭環境で苦しんだ人はパートナーに「心の深い部分を打ち明けられない」「親密になれない」ということがある。
「私はどうせ嫌われるに決まってる」という感情が大きいのが一因。
望んでもないのに都合の良い関係を受け入れたり、自己嫌悪に悩んだりします。
【ツイートここまで】
最近立て続けにクライアントさんから「相手と距離が近づくと遠ざかりたくなってしまうんです」「相手となかなか深い仲に踏み込めなくて」「仕事はできる方だと思うんですけど恋愛になるとダメで、、、」というご相談をいただいたので『親密感への怖れ』について久しぶりに書いてみようと思います。
親密感への怖れというのはその文字通り「相手と親密になることを怖がる心理」のことを指すのですが、特にパートナーシップや恋愛において表れることが非常に多いです。
深層部で親密感への怖れがあることによりパートナーシップ上のさまざまな具体的な問題が出てくるわけなんですけれども、その例を挙げてみれば…
「付き合って1年以上経つのに深い繋がりを感じられない」
「相手のことを知ろうとしない、逆に、相手に自分を知られることを怖がる」
「傷つくことを怖れすぎて自分から相手が離れていくように仕向けてしまう」
「極度に距離が遠いか、極度に距離が近い(依存)恋愛パターンが多い」
「真剣交際よりセフレのような関係のほうが楽に感じる」
「3か月以内の短命交際を繰り返す」
「自分が心を閉ざす、もしくは相手に心を閉ざされたと感じることが多い」
「婚約破棄を繰り返す(婚約破棄されるのも親密感への怖れが多大な影響を与えています)」
「結婚に向かって交際が順調に進めば進むほど気分が重くなっていく」
などなど、「親密感への怖れ」の具体事例は多岐に渡ります。
ドキリと当てはまった方もいるのではないでしょうか笑
「ほんそれ」と共感してくれた方もいるかもしれません。
あるいは「私は違うけど友達がそうだわ友達に見せたいわこれ」と感じる方も少なくないはず。
もし周囲の大切な人が恋愛やパートナーシップに深く悩まれていたら是非、私RyutaのTwitter(X)やnoteをおすすめしてあげてください。きっとお役に立てるかと思います。(さりげない営業)
さて、パートナーシップにおいて本当に色々なパターンで本人や相手を苦しめてくる「親密感への怖れ」なわけですが、上記にあげたいくつかをピックアップして少々解説を加えていきましょう。
例えば私のクライアントさんは「私は仕事はできる方だと思うんですけど恋愛になるとダメで、、、」ということを言ってくれたと書きましたが、まずこれは親密感の怖れあるあるですねー。まじであるあるだと思います。
親密感への怖れが強い人って、「近づかれる」ことを極度に怖れるため、「遠くもなく、近くもない」そんな距離感をつくるのが抜群に上手いですし、また、そんな中間距離的な相手とのコミュニケーションが得意で交流もけっこう広いパターンが多いです。
「親密になることを怖れる」なんて聞くとコミュニケーションが苦手で、奥手で、内向的な印象の人を想像するかもしれません。もちろんそういうタイプの人だって多いわけですが、一方で、会社や学校などのコミュニティでは割と陽キャっぽくて、コミュニケーションが上手そうで、人気者そうで、仕事もできる感じの人もまた「親密感への怖れ」に苦しむことが多いです。
そういう「コミュ強」な人は当然の帰結としてコミュニティ内(社内、サークル内、仲間内、あるいは仲間から派生した合コン等)で恋愛することが多いわけなんですけど、恋愛になると一気に殻に閉じこもってしまうというか、相手からすると「あれ、この人想像してた人となんか違うな」と感じてしまうことも多いんですね。
つかず離れずの「中間距離戦」は大得意であっても、1対1の深いパートナーシップ、つまり「超接近戦」になると自分を開示することができないし、相手に深く自分のことを知られたくないし、嫌われるのが怖いしで恋愛が中々上手くいかないことが多くなってしまうんです。
クライアントさんが言ってくれた「仕事や人間関係は苦手じゃないけど恋愛は苦手」というのは、こんな風に親密感への怖れが原因となっていることが多いですね。いわゆる「自立系女子」「自立系男子」によくありがちです。
また、「付き合って1年以上経つのに深い繋がりを感じられない」「結婚してもう長いのに全然深まってる感じがしない」「心と心で繋がれてる感じがしない」というのもかなりあるあるかもしれません。
この場合、相手に親密感への怖れが非常に強いケースも多いのですが(近づけば近づくほど鋼のように心を閉ざしてくるということで「鋼系男子」「鉄仮面男」なんて呼んだりしています)、
パートナーシップは鏡写しのように双方の心理がうつし出されるものであるため、まずは自分の中に強烈な「親密感への怖れ」が無いかということを振り返ってみるのが良いかもしれません。
「付き合って〇年経つのに全然距離が縮まっていきません」という女子からのご相談を受けるたびに、「なるほどなるほど、でもそれって○○ちゃんがそう仕向けたりしてるってことは思い至らない?」「もしかしたら○○ちゃんの中で『これ以上近づいたらヤバイ』って警報アラートみたいなのが鳴ったりしてない?」「○○ちゃんの中に近付きたいけど近づきたくないっていう野良猫女子みたいな心理はない?」などとヒアリングさせていただいてるのですが、
「いや、、、そんなことは無いとは思うんですけどもしかしたらあるかもしれません、、、、」という詰まり詰まりな反応をいただくこともありますし、「分かる、めっちゃあるかもしれません!!」という食い気味な反応をいただくこともあるのですが、
長々と書いてきて何が言いたいかと言うと「距離が近づいていかない」というのは相手が近づいてこないのももちろんあると思うんですけど、「自分が近づこうとしてない」というのもめちゃくちゃあるということなんですよね。
ーー家庭環境で苦しんだ人はパートナーに「心の深い部分を打ち明けられない」「親密になれない」ということがある。ーー
このようにツイートでも書いたのですが、特に親子関係で悩んでいたりですとか、過干渉なお母さんのご機嫌伺いに幼少時代から奔走していたりですとか、南国のスコールのように急激に機嫌が大嵐になるお父さんへの対処に四苦八苦していたりですとか、きょうだい相手に気を遣いすぎたりですとか、母親ではなく「おばあちゃん」の過干渉に苦しんだりですとか、、、
距離がとてつもなく近い「家庭環境面」で心理的に苦痛を抱えると無意識的に「距離が近すぎるとロクなことにならない」「どんなに良い人でも同じ屋根の下で暮らす人は私のことを苦しめてくる」「良い関係を築けていても親密になれば過干渉される」というトラウマを抱えるようになるものでして、そんな潜在心理が「相手と中々近づいていけない」という親密感への怖れをつくりだすものです。
結果として、お付き合いして数年経つ彼にすら本心を見せようとせず一線を引くようになるわけですし、
同棲してる彼相手でも「ここまでは立ち入っていいけど、こっから先はくんなよ地雷だぞ」という牽制を(無意識で)するようになるわけですし、
夫に過度に近づかれることに抵抗感を示すようになるわけですね。
「仕事はできるけど恋愛は苦手」
「人間関係は好きだけどパートナー関係になると殻に閉じこもって”野良猫女子化”してしまう」
「付き合って数年経つのに本心を見せられない」
「結婚してるのに心の距離が縮まらない」
「大切な人に心の深い部分を見せることができない」
「親密な距離感を怖れる」
そんな親密感への怖れを癒やして幸せなパートナーシップをつくるための解決策としては…
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