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じゃあ、また世界のどこかで。

「じゃあ、また世界のどこかで!」
そう言って別れた旅人のみなさん、お元気ですか?

旅人って不思議なもので、なんだそれと思うようなこの言葉が現実になるから面白い。

タイで別れた友人とは和歌山のみかん農家で再会したし、ニューヨークで別れた友人とは屋久島で再会した。

どこもお互いの住んでる場所でもないし、また会おうね!って約束したわけでもない。
でも絶対にまた再会するんだよなぁ。それも世界のどこかで。

そこが日本なのか海外なのか、1ヶ月後なのか1年後なのか。
全てが予測不能。だから出会いっておもしろい。

出会いは一瞬、出会えば一生。

本当にその通りで、一度出会った人とはまたどこかで再会できるもん。
別れは寂しいけど、またいつかどこかで会えるってわかってるから、悲しくはないね。

今の自分があるのも今まで出会ってきた人たちのおかげだし、きっとこれからの自分を作っていってくれるのも今まで出会ってきた人たち。

出会いが増えることによって、わたしの中に吸収されていくものもどんどん増えていく。
だからわたしはたくさんの人に出会って、いろんな価値観に触れたい。知りたい。感じたい。

でも全員と同じように関わり続けることはできないから、自分が誰と一緒にいたいのか考えなきゃいけない時もある。

今の自分には誰が必要なのか。
そんなことをよく考える。

少し前、久しぶりに仲の良い友人と会った。
でもわたしは彼女に違和感を覚えてしまった。
昔はあんなに仲良くて、何話してても楽しかったのになぁ。なんてことを考えてた。

でもどうやらそれは悲しいことじゃないらしい。

対人関係はライフスタイルと共に変化していくのが当たり前で、ずっと同じペースで付き合っていける友人でいるのは難しいんだってさ。

そういう時は無理に維持しようとせずに、ブックマークをしておけばいいらしいよ。

絶対にまた昔と同じように笑い合える日がくるから。今はその時じゃないだけ。
だってあの時の楽しかった日々を共有できるのは私たちしかいないもん。

思い出を共有できる友人は何にも変えられない。

絶対また会える日がくるからね。
その時がくるまで待っていようと思う。

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人と人との繋がりってほんとにおもしろくてさ。

この写真なんて、"わたしの高校の友達"、"わたしの大学の友達"、"わたしの旅仲間"の集まりやもん。
わたしがきっかけでタイに集まって偶然出会ったメンバー。
会いに行くね!って言ってほんとに会いにきてくれたの嬉しかったなぁ。

友達と友達を会わせるのが好きで(いつも勝手なことしてほんとにごめん。)、両方会いたいから、いっそのことみんなで会おうよ!ってよく言っちゃうんだよねぇ。

そんな勝手なわたしやのに、"りかのお陰で繋がり増えて嬉しい!"とか、"いつも面白い人ばっかり連れてきてくれるから楽しい!"とかって言ってくれるの。(本心じゃなかったらまじでごめん。一応人は選んでるよ。)

この前会ったときも、りかがきっかけでタイで出会った子と将来のビジョンが似てて、いまDMしてるんだよ!って報告してくれてめっちゃ嬉しかった。

わたしがきっかけで大好きな友人同士も仲良くなるってめちゃくちゃ素敵だよね。
素敵な人はどんどん周りにも紹介したいし、その人の素敵さをもっと知ってもらいたい。

そう思うんだよね。

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(この写真も、2人旅してるときに同じ日に偶然ペナン島にいた友人を呼び込んだ図。メンズ2人は初対面だった。)

今まで何人と「じゃあ、また世界のどこかで!」って言葉を交わしてきたのかは数え切れないけど、少しずつでいいからみんなと再会したいなぁ。
死ぬまでには、ね。

数え切れないほどある出会いの中で、誰を大切にするのかはその時の自分の心に従って、誰と一緒にいると自分は幸せなのかを考えながら生きていこうと思う。

"咲きたい場所で咲く"の中には、"咲きたい人の隣で咲く"って意味も含まれてるからね。

誰の隣にいたいのか。誰の隣だと自分は咲くことができるのか。

まだまだ長い人生の中で、しっかり考えていこうと思う。

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