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DIYでピアノ防音室作り【壁、壁、そして壁】~8畳和室を浮き床式防音室へ~

少しご無沙汰です。暑い日が続きますね。DIYでチャレンジしているピアノ防音室作りの続報です。休日を使ってコツコツ作業を進めておりますが、ピアノを入れる日も確定し、8月半ばまでには工事の目処をつけたいと思っております。

記事末尾に今までの歩みをまとめておりますので、よかったら過去記事もお読みください。


壁作りが続く

防音室内のいろんな場所の壁パネルを作っています。これは入り口ドア付近の壁。

ここはとりわけ重い壁にしたいので、壁の中にしっかりと石膏ボードが入っています。

遮音シートも入れて合板で閉じます。

立ち上がりました。上部にのちのち熱交換形換気機器「ロスナイ」を設置するための給気・排気ダクト用の穴が空けてあります。一人で持ち上げられるギリギリの重さです、

サッシの枠を作る

中古防音室から取り外した窓サッシを再利用することにしたのですが、枠はMDF材で、解体のときに割れてしまったので無垢の桧材で作り直すことにしました。

MDFは紙みたいものなので、一度使ったものを再利用するのは難しいです。
用意した桧材

こういう加工は苦手なのですが、段を付けてあります。

それっぽい窓枠ができました二重窓です。

既存の建物にすでに二重窓がついているので、合計4重窓になります。

緑の小窓を作る

ピアノの座席から窓の外の緑を眺められるように、窓枠作りで余った桧の端材で小さなFIX窓を作ることにしました。

レーザー水準器で垂直を取りながら、小窓の位置を決めていきます。

窓付きの壁パネル作りです。高密度グラスウールボード96kを充填して、吸音に重点を置いた壁。

一部木が入っているのは、露出型のコンセントボックスが設置される場所です。

窓から緑をチラ見できる素敵な小窓になる予定です。

長物加工も快適なオリジナル作業台、最後は壁なる

今回の工事を始めるにあたり、一番最初作ったのが作業台です。作るものが部屋ということもあり、長尺ものの加工がたくさん発生するので、楽な姿勢で快適に、そして安全に作業できるように2メートルを超える細長い大型作業台を作りました、

さながらDJテーブルのような細長い作業台の上で、丸ノコをスピンさせるわけです。コンパネボードを切断したり、長い角材を加工したり、非常使いやすい台で、工事終盤まで活躍しました。

そんな作業台ですが、ある日解体されて…

端を切り落とされて、加工され…

壁になりました!お役目ご苦労さまでした。

押し入れだったところ

元押し入れだった場所です。今回の工事で、用意したもののほとんど使わなかったスタイロフォームを、既存建物側に断熱材として貼り付けて消費します。スタイロフォーム自体に吸音効果はありません。

元押し入れの場所は中途半端な幅なのですが、端材の寄せ集めでワンパーツで壁を作ります

もう一息。

並行して天井もやってたんですが、次の記事で。部屋らしくなってきました。

続く)
つづきはこちら


防音室作りのあゆみ。

今回の防音室作りの歩みです。上から順に書きました。


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