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映画『BLUE GIANT』で上原ひろみさんが手掛ける音楽に酔いしれる

昨夜、遅い時間でしたが、ジャズを題材にした映画『BLUE GIANT』を見に行ってきました。ストーリーにも熱いものがありましたが、なにより、映画を支える“音”。上原ひろみさんが手掛ける音は、劇中音楽というよりは完全に主役。

映画館の中が暗かったので、こんな写真しか撮れなかった

アニメーションがすごくて、私アニメーションには全然詳しくないんですけど、いろんな演奏シーンで映像が目まぐるしく変化する中、その映像の変化に呼応して、音楽のリバーブの深さなどが曲中でどんどん変化していくんです。

これは、「音だけ先に完パケて、それに映像つけた」みたいな一方通行の作業では絶対になし得ないような出来で、音が映像にインスピレーションを与え、映像がまた音にインスピレーションを与えるような双方向なクリエイティブが無いと、絶対に成し遂げられない所業だろうなと思いました。ドルビーアトモスでもう1回観に行きたいな。

この時間の上映は18歳以上じゃないと入館できず、子ども抜きで妻と私だけで見に行くことに

映像中に、ピアノの内部構造とかマイキングなどがたくさん映るのですが、それもとても楽しめました。SAXの楽器の構造を私よくわかってないのですが、すごいリアルな録音で、CDで効くサックスの音と全然違うので一聴の価値アリです。ドラムは石若駿さんの演奏で、初心者が徐々に上達、そして覚醒していくシーンがあるのですが、非常に納得でした。

予告編

公式サイト

入場時に配られたCD通販のチラシ。

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