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営業職の働き方は時代に適応していくのか

こんにちは!メーカー営業をしつつ、エンジニアになりたいコバヤシです。

このnoteは働き方が多様化する中で、営業職はどうなっていくかを考察したものです。

これまでの営業職

 営業職といえば、自分の足を使って成果を上げる方法が主流とされています。案件を獲得するところから、打ち合わせ、クロージングまで基本的に対面形式でのコミュニケーションが前提です。

多様化する働き方

 社会の変化に併せて私達のライフスタイルも大きく変わりつつあります。それに伴い働き方も多様化しています。一昔前に比べるとリモートワークやWeb会議システムの使用についても理解が進んできました。
ブルーカラーを除いて、時間や場所に囚われない働き方がこれからの主流になってくるのは間違いないでしょう。

営業職はこの潮流に乗れるのか

 私の経験を元に話すと、PCさえあれば一通りの仕事を差し支えず行うことができます。案件の獲得はWebやメールでも可能ですし、打ち合わせはメール・電話で十分対応可能です。モノを見たいというクライアントに関してはサンプルを発送することもできますし、サンプルを元に打ち合わせをしたい場合はWeb会議システムを使えば差し支えないでしょう。(これはクライアント側にそういう土壌があることが前提ですが)

売り方から考察する、営業職がそれでも縛られるワケ

 モノが単体で売れる自体はとうに過ぎ、営業2.0はソリューション営業といわれてからも久しいです。これに加えて、最近はストーリーが重要になってきました。
 toC財で考えるとその風潮は顕著で、ブランディングをより重視し、そのモノができるまでのバックグラウンドや作り手の思いなどをWebを含む様々なメディアでPRしています。市場に迎合することよりも、消費者を呼び込むスタンスに変わりました。
 一方で、toB財にはこうしたストーリー付けができることはあまり多くありませんし、それが付加価値として評価されるシーンが限られたりします。そうした状況下でも、ストーリー付けをする方法は営業とクライアントの対面によるコミュニケーション(人間関係)なのかなと考えます。実際に会って雑談交えながら会話をすることで、思いもよらない案件が獲得できる可能性が高いです。「コレができるなら、そういえばアレもお願いできるかもしれない」といった具合に。メールのやり取りだとコレの打ち合わせはできてもアレに出会える可能性は極めて低くなります。私の所属する業界では特にこの確率が高いので、営業として成果を出そうと思うとやはり足を使わない理由はありません。足を使うというのはほとんど決められた時間、決められた場所でシゴトすることになるでしょう。

これからの営業職

 私自身、自由な時間に自由な場所で働くことが理想ですし、省力化して最大限に成果をあげたいと考えいますが、上記のような、ある種古臭い営業感が全く抜けないというジレンマにあります。ひょっとすると古臭いこの営業感は一周して新しいのかもしれません。
 営業職の働き方は時代に取り残されて、これからもっと敬遠される職業になってしまうかもしれませんね。あとは自分自身が営業とは違う道を選ぶのか、新しい営業方法を模索するのかどちらかです。(了)

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