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僧帽筋exのUT/LTと%MVC

こんにちは!

理学療法士の小林龍樹(りゅうじゅ)です!

初級者も理解できる運動療法に特化したマガジン「Multi-Vision」を運営しております。


今回は「僧帽筋中部と下部の機能-エクササイズ方法と筋力訓練時の考え方-」をテーマに解説をしていきます。

この記事を最後まで見ると

・僧帽筋中下部の機能を知れる
・フォースカップルについて知れる
・僧帽筋中部・下部エクササイズが増える
・筋力訓練時の注意点が把握できる

では早速、はじめていきます!

ここの解剖の部分はあくまで復習になります。

僧帽筋中部の機能は、

肩甲骨内転・肩甲骨外旋

になります。ここでいう"肩甲骨外旋"は、肩甲骨関節窩が前を向くことを指し、内転や下方回旋などとは異なる動き方をします。イメージしやすいのは、鎖骨が後方に動く後退です。

円背姿勢では僧帽筋中部や菱形筋は、延長しており(長く伸びている)収縮時に不利な環境であることがわかります。

僧帽筋下部の役割は、上記のような内容です。

肩甲骨後傾・内転・外旋・上方回旋

その中でもポイントになるのが”肩甲骨後傾”です。僧帽筋下部の筋力低下は、肩甲骨の後傾角度に影響すると報告されています。

僧帽筋下部を活性化させるには、ある程度の肩関節挙上角度が必要になります。下垂位では活性化することが難しい筋肉です。活性化方法については、最後に記載しますので、最後まで見ていただけると幸いです。

今までの部分の僧帽筋の肩甲骨への影響をまとめてみると、僧帽筋中部・下部の方が機能が多い印象です。肩甲骨の安定性という見方では、これらの筋肉はとても重要であることがわかります。



ここまでご覧いただきありがとうございました。
これより先は有料会員限定です。
・上肢挙上の肩甲骨の動き
・フォースカップル
・僧帽筋の収縮遅延
・エクササイズの考え方
 ○UT/LT>1
 ○%MVC(最大随意収縮)
・解説セミナー 約20分 

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