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鑑賞日記vol.5:スーパースター・ガラ【バレエダンサー】マリアネラ・ヌニェス

今日もお疲れ様です。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、2022年11月24日に東京文化会館ホールでスーパースター・ガラのことを書きます。

ガラに行った理由はもちろん・・・

スーパースター・ガラは、世界中の有名なバレエカンパニーに所属しているダンサーたちが一堂に集結する豪華な舞台。幕物ではなく、小品集のような舞台構成。
それなりのお値段はするが、今回は奮発して良い席を購入。

それもこれも「スヴェトラーナ・ザハロワ」を観るために…!数年前からInstagramでフォローしていて、観たいダンサーNo. 1だったのです。

そんなスヴェトラーナさんが今回踊られたのは「瀕死の白鳥」。

舞台に出てきた瞬間に息を吞みました・・・。
う、、、美しい、、、、!!

細長い手足、膝と甲の湾曲、
繊細なテクニックと宙に浮いているような軽やかさ・・・

舞台に近い席だったので、見えすぎを心配していたのですが、もっと近くで観たい!!と前のめりになって観てました。(笑)

こんなにも、バレエを踊るために生まれてきた人がいて良いんだろうか・・・神を観た気分でした。

これを観れただけで満足。

気になったダンサー【マリアネラ・ヌニェス】

今回のガラは、15作品あるうち、クラシックが3つしかなく、スヴェトラーナさんが踊った「瀕死の白鳥」以外に、「ドン・キホーテ3幕のパ・ド・ドュ」と「白鳥の湖 2幕の黒鳥のパ」があったのですが、なんと同じダンサーペアが踊っていました。

英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル、「マリアネラ・ヌニェス」さんと「ワディム・ムンタギロフ」さん。

ひとつの舞台で、32回フェッテを2度見ることってあまりないですよね。
しかも同じダンサーから。すごすぎる (笑)
 

キトリ、オディールと似た雰囲気ではありつつも、全然違った踊りを見せてくれて、カッコよかった。

そこで気になったマリアネラさん。

マリアネラ・ヌニェスさんの経歴

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1982年3月23日生まれ。
アルゼンチン出身、ロンドン在住。
3歳でバレエを始め、6歳にはバレリーナになることを決意。
8歳にコロン劇場バレエ学校に入学し、14歳でコロン劇場バレエカンパニーに入団。
15歳で同カンパニーのリードダンサーであるマキシミリアーノ・グエラのパートナーに抜擢され、世界ツアーに参加。日本の『世界バレエフェスティバル』(97)にも出演している。
この世界ツアー中に、イギリスに訪れた際、憧れであったロイヤルバレエ団のオーディションに参加。見事合格したが、バレエ団は16歳からしか入れなかったため、ロイヤルバレエスクールに1年間入学。
16歳でロイヤルバレエ団に入団。
着実に実績を積み上げ、19歳でプリンシパルに昇格。
オーロラ姫、キトリ、白鳥など、様々なレパートリーをこなす。
長年トップを走り続けるバレリーナ。
Instagram:https://www.instagram.com/marianelanunezofficial/
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感想

幼少期から才能を開花させ、15歳の時にアルゼンチン代表として世界ツアーに参加していたにも関わらず、夢のロイヤルバレエ団のオーディションに行ってしまうという(しかもツアー中w)、最強の行動力とメンタルをお持ちの方。年齢制限のためスクールに通った期間は納得いかなかったようですが、「今となっては逆にとても良い経験をさせてもらった。成功のための下積みができた。」とインタビューでお話しされておりました。

夢に向かって進み続ける「バレエ大好きな努力家」。

舞台上で見せてくれた、観客を引き込むオーラ、無駄のない筋肉美、正確なテクニックと豊かな表現力が素敵で、また来日されたら観に行きたいと思いました。

今度は幕物で観たいなぁ~。





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