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レイキャビク・プライド2024行ってきました

アイスランドでは8月5日から10日まで
レイキャビク・プライドというセレブレーションイベントが開催されていました!

アイスランド語でのこのイベントの正式名称は「Hinsegin Dagar」= クィア・デイ です。

10日(土)の午後は締めのイベントとしてプライド・パレードがありました。当初は我が子たちも連れて行く計画でしたが諸事情により私1人で観戦。


うちの近くのヘルスセンターのレインボーフラッグ🚩


街中もレインボーで溢れる
パレード前
パレード開始!
何とこの背後の建物のバルコニーから実況中継が。各団体の紹介が聞けてラッキーでした🤞

いくつもの団体がデコレーションされたトラックに乗ってレイキャビクのハイストリートを練り歩く様を見ていたら、心がじんわり温かくなり、涙が出てきそうになった瞬間もありました。(ていうか出てた)

途中、ふと後ろの方に目を向けたとき、ティーンの男の子2人が立っていて。2人とも白いタンクトップに緩めのジーンズというラフなスタイルがカッコいいなーと視線を下に移したところ、2人の手がぎゅっと繋がれていて。ついつい、5秒くらい見惚れてしまいました。

今回パレードにはユースのクィア団体もいくつか参加していましたが、特に若い女の子を見ると昔の自分に重ねて見てしまいます。自分が高校生だった頃はこんな風にオープンになっている環境なんて想像も出来ませんでした。私は当時私服の女子校に通っていて、自由な校風で相思相愛みたいなペアの子たちもちらほらいたのですが、それはあくまでも「女子校」という守られた環境限定のもの、という雰囲気があるのを感じていました。でも、振り返ってみると、「マジョリティ(異性愛)じゃない」ということに対して恐くなっていただけだったんだと思います。

また、大学生だった頃にも一歩踏み出す勇気が出ずにいた経験があります。なのでプライド期間中はもちろん嬉しいんですが同時に、胸が締め付けられる気持ちにもなります。もし私が今現在、あの状況にいたら…きっと迷うことなく彼女に向かっていったのかな、と思わずにはいられません。

だから特に若い子たちには自分が好きな人と一緒にいたいという気持ちを大事にして欲しいし、それが当たり前に出来る社会であって欲しい。

今、私に出来るのは、こうしてプライドに参加して彼らにエールを送ることくらいしかありませんが、この先はもっともっとアクティブに関わっていけたらいいなと考えています。

いかついトラックに手作り感溢れるデコレーション
フラミンゴに🦩
パレスチナ解放を訴える団体のパレードは最後の方でした
トリのお二人が登場した途端にすごい歓声が。
正式にご結婚されているカップルだそう
シニアからユースまで年齢様々、
人種も多様なパレードでした

レイキャビク・プライド期間中に開催されていた他のイベントは参加できなかったので、最後のパレードを観に行けて良かったです!


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