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大人の「科学」と「学習」

「科学」と「学習」ご存じですか?

今日は、2月から参加した発酵デパートメントの「発酵サブスク」をご紹介。「発酵サブスク」を知ったとき、私の頭の中ではひと昔前の(いやもっと前ですね(^^;)小学生が夢中になっていた付録付き月刊誌「科学」と「学習」が頭に浮かびました。

親にねだって買ってもらおうとするものの、なかなかOKが出ず、同級生が持っている付録がほしくてたまらなかった記憶が…。(「科学と学習」をご存じない方はこちらのブログをどうぞ⬇️)

しかし、今は私もいい大人。誰に遠慮せずとも月に一回の「科学」と「学習」ならぬ「発酵サブスク」を堂々と楽しめる年齢になりました(笑)。

発酵サブスクとは

「発酵サブスク」は、「ワークショップ」と「発酵DIYキット&発酵商品」の二本立てです。

★ワークショップ:6カ月間、毎月異なる発酵食品をテーマに月に一回開催(今期は土曜午後、オンライン)                      ★発酵DIYキット&発酵商品:自分で発酵食品を作るためのキットと、その月のテーマに関連したおススメ商品(今回は奈良漬け、ゴボウたまり漬け、しば漬け、酒粕(は前回分だったかな?))と説明のリーフレット&「ただいま発酵中」のシール(ワークショップ当日より前に自宅に到着)。

6か月間のテーマはこちら:

①味噌                                    ②米麹でつくる甘酒と塩麴                                   ③漬け物                              ④納豆と「ごど」                          ⑤パン                                ⑥こうじ

私は味噌造りの回には間に合わず、二回目からの参加でした。お味噌、甘酒、塩麴はほかの講座で習ったことがあるし、ザワークラウト、パンはこれまでにも作ったことがあるので、わざわざ習わなくてもと一瞬悩んだのですが、今一つハードルが高くてこれまで挑戦していなかった最終回の「こうじづくり」に期待して参加を決めました。

ところがところが。

ワークショップは座学と実技に分かれていますが、特に座学は面白い。すでにほかの講座で学んで知っているはずの甘酒や塩麴についても、違うポイントからの説明があったりして、別の角度から知ることもできる、また、聞いたことはあっても、自分の中でまだ定着していなかった知識を今回もう一度インプットすることで、自分のなかの発酵への理解がさらに深まる、そんな効果があった気がします。

それと、もう一つ、私が今回参加して良かったと思ったのは、「発酵」に仕事としてかかわっている人たちやその現場を知ることができるということ。

ふだん、秋田県にある麹屋さんや奈良漬けのお店の仕事場を訪ねることなどなかなかできませんが、ワークショップでは冒頭に「発酵プロ」の方々とオンラインでつなげ、仕事の内容を紹介してもらったり、仕事場を見せてもらったりします。これは本当に貴重な機会、「人」を知ることで、その人がいる場所に行ってみたいと思うようになったりもします。

漬け物DIYキット

今月の「漬け物」のDIYキットは、「ぬか床一年生」でした。

私はお漬け物が大好きなのですが、ぬか床のお手入れを考えるとなかなか億劫で続けることができませんでした。ところが、このぬか床といったら、非常にお手入れ簡単、事前の準備も必要なし。私のような怠け者にはピッタリです。

なんたって、自分で用意するのは水だけ。付属の袋にぬかと天然酵母、水を入れて揉み、そのあと好きな野菜を入れるだけ。一日ぐらいでお漬け物の出来上がり。

私も作りました

私は人参と茄子を漬けてみました。袋はジップロックのようなもの。

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やっぱりできれば「まるごとぜーんぶ、ぬかで覆いたいよね~」と、人参を糠まみれにしたところ。

糠のなか

一日漬けた人参と茄子、塩加減もほど良い感じ。ご飯がすすみます。

できあがり

ぬか漬けは、ぬかの独特の匂いも魅力の一つではありますが、あまり強烈に匂うと、さすがの私も「ぬかの匂いにあてられた」ような気持になるときがあります。その点、このぬか床は「匂いあっさり系」なので、たとえば漬けた野菜をパンと一緒に食べたり、サラダに入れても違和感なく食べられます。

また、ぬか漬けをいったん作り始めると、次から次へと漬け物ができていくので早く食べないと、と焦燥感にかられ、途中で飽きて食べられなくなったり、多すぎて残してしまうことも気になっていましたが、こちらの袋に入るのはせいぜい人参一本、茄子一本ぐらいなので、適量であるのも気に入っています。

一カ月ほどしたら、旨味が減っていくらしく、新しいぬか床に替える、あるいは今のぬか床にぬかや塩を足してやらねばならないようですが、私はせっかくなので今のぬか床をお世話して、続けて使っていきたいと考えています。

買ってもらえなかった理由は

「科学」と「学習」、残念ながらどちらも10年以上前に廃刊になってしまいましたが、出版社の学研さん、今は「大人の科学」というものを出しておられるようで、2021年12月版はなんと「卓上ロボット掃除機」¥2,980也。

卓上ロボット掃除機を自分で作る? 面白そう・・・だけど、私にはきっと無理。

「今月号の『科学』買ってよ~」と子供のころ母にねだっても買ってもらえなかった、その理由は、「最後までふろくを仕上げず、すぐにほったらかしにするから」でしたね、そう言えば。






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