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3万円で一生もののお金の知識を身につける方法(無料記事)

固定費用、損益分岐点、営業利益、経常利益、販管費と言われて分かる人は簿記を学んだことがある人でしょう。これらは会社の数字を見る上で絶対に必要なもので、これを知らずして商売をすることはとても難しくなります。お金の計算が出来ないということは、なぜ利益が出るかを説明できないからです。もちろん知らない人は誰も商売ができないというわけではないですし、知ってたら誰でも商売が上手くいくというわけではありません。ただ料理をするのに「オオサジイッパイ」が呪文のように聞こえてしまったら、やりづらくて仕方ないと思うのです。

ちなみに最初に言った言葉は実際の生活でも役に立ちます。固定費用というのは毎月変動がなくかかるものです。例えば家賃とかネットフリックス代とか。また損益分岐点というのはどのぐらいのお金があれば余裕が生まれるかということです。例えば毎月15万円の支払いがある人は15万円を稼げばプラマイ0円、16万円稼いだら1万円のプラスとなります。15万円でいいのに100万円を無理やり稼ぐ必要はないので、そういう指標にも使えます。

会社で重要なポジションを担いたかったり、副業で稼ぎたいと思う人は、数字が読めた方が有利です。よく数字が読めない人向けの決算書の読み方みたいな本がありますが、個人的には簿記3級の資格勉強をした方が良いのではないかと思います。そこまで難しくないですし、色々な基礎を知る上では資格試験の勉強だと効率的に知ることができるからです。

私は数字が読めることで様々な恩恵を受けています。イベントをやる時は、どこまでいけば黒字になるのかの計算をして、チケット代を過不足なく決定することが出来ますし、会社の現預金がなぜ減ったのかと聞かれれば、すぐに数字を読み解いて原因を伝えることが出来ます。何が無駄で何にお金を投資した方がいいのかも分かりますし、それをやった結果お金に関することを任されたりと信頼を得ることも出来ました。

もし最近暇で何をしようかと考えている人がいたら、簿記3級の勉強はオススメです。専門学校でも3万円以下ぐらいで教えてくれますし、一生物の知識として役に立ちます。
お金の知識はあって損することはありません。むしろプラスにしかならないと社会人になってからずっと感じています。

少しでもお金のことを学んでくれる人が増えるといいなと思い書いてみました。

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