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【昨日を歩こう:1ヵ国目】バングラデッシュで太陽を求めて!

これから少しずつ、行ったことがある様々な国について、書いていこうと思います。

はじめはどこにしようかなと考えところ、初めて行った国、最も長い間滞在した国、最も多く入国した国、歴史的な瞬間をみた国など、いろいろありましたが、


個人的に滞在した時のインパクトが大きかったことと、日本人にあまりなじみがなくて「観光で行こう!」とはあまり思わないであろう国ということ、あと自分で撮影した写真が見つかったということで、まずはこの国から書いてみます。


バングラデッシュ

小学校の頃、授業を聞かず地図帳をずっと眺めていたものにとっては、日の丸と似た国旗なので、名前だけは知っている人も多いはず。

バングラデッシュは、インドの東側に覆われた国です。

アジアの中でも最貧国と言われてきましたが、最近では世界有数のアパレル輸出国となっています。これは、そもそも人件費が安い上に、イギリス植民地時代から縫製工場が多く存在したため縫製の歴史と技術があるからだそうです。このため世界中のアパレル大手が、バングラに進出し続けているそうです。海外への輸出の大部分がアパレル商品だとか。

日本では、バッグブランドのマザーハウスがバングラデッシュを工場拠点としていますし、徐々に日本にも親しみのある国になってきましたね。

でも、バングラデッシュに行かずに一生を終える人が大部分でしょう。
そんな中、仕事でバングラデッシュに行くという幸運(?)な機会に恵まれたのは、今から約12年前。ですので、これから書くことは、古い情報です。でも、今回のことを書くにあたって、少しバングラの最新情報調べましたが、劇的に変わっているとは思えませんでした。はい。

さて、バングラに滞在した当時に時間を戻しましょう。

バングラに仕事で行った時は、約3週間滞在しました。カレーが美味しくて、ほぼ毎食カレーを食べてました。あくまでも個人的な見解ですが、近隣のインド、スリランカにも別の機会に行ったことがあるのですが、バングラのカレーが一番日本人に合いますね。インドのカレーはしょっぱい、スリランカのカレーはたいてい激辛(ちょっと偏見あるかな?)だったけど、バングラのカレーは塩気も辛味もちょうど良くてどこのカレー屋で食べても、飽きることはなかったです。

人間というものは不思議なもので、黄色いカレーを食べ続けると、汗が黄色くなりました。衣類が黄色くなるので、白いワイシャツなどはちょっと黄ばんだ感じになります。

でも、スリランカ人に聞いたら、そんなことはありえないと言われました。どっちが真実かは、実際に行ってみて試してみてください。 

さて、バングラでの印象を下記に上げるとすると

1.プライドの高い人が多い。何を聞いても返答してくれるが、だいたい適当。どうやら、分からないと答えるのが嫌らしい。

2.発展途上国なので物乞いが多い。街中を歩いていると度々囲まれる。囲まれるが、その光景をみた大人たちが振り払ってくれるので助かる。

3.停電が多い。事務所でもホテルでも1日に停電が何度かある。何度もあると慣れてしまうのが、不思議なところ。

4.電気や電波は50%以上が不法使用らしい。これを取り締まれないのが、発展途上国だからなのかな。

5.道路に信号があるものの誰も見やしない。歩行者だけでなく、車までも信号無視当たり前だからすごい。これで交通事故がなく回っているのが感心する。

6.自転車タクシー、いわゆるリキシャというのが横行している。漢字にすると力車。まさに人力。安いのでいいのだが、2人以上で乗ると重くなり、漕ぐ人が必死になっているのが少々気の毒である。ちなみにカーブ時の遠心力に弱いので、乗り心地は最悪。

7. バングラの男性は、立ちションではなく、座りションをする。道の壁側に寄って、うんこ座りで小便をする。聞いた情報だと、公勢の面前でたまに大をする人もいるらしい。

8. 首都なのに靴を履いている人が少ない。首都ダッカの街中で見かけた人は、だいたいサンダル。靴なんてはいている人なんてホテルの従業員や役所の人等、ほんの一握りである。くそ暑いからってのはあるが、タイやインドネシアではもっと靴はいている人が多かったから、驚きのひとつである。

9. でも、どんなに貧民そうな人でも携帯電話は持っていた。約12年前のことである、それが謎だった。今ではみんなスマホを持っているのかな?

一番大変だったのは、3日間ずっと停電していたこと。首都ダッカで。当たり前だけど、電気を使えないので、朝日とともに起きて、日が落ちると真っ暗になる。そして寝るしか、やることがなくなる。街中が真っ暗になるってすごい光景。でも、バングラ人はそんなのことに全く動じない。至って普通に生活している。生命力は、日本人の何倍もあると感じた日々でした。

ここがオススメ!

少しは為になることも書きましょう。観光のオススメポイントがよいですかね。

“Lalbagh Fort”という要塞。


ダッカの中心部からはちょっと南東に行ったとこにあります。期待はしていなかったが、以前は最も栄えていただろう意外と立派なモスクがあり、
その周りに花壇や貯水池があり結構見ごたえのあるところでした。

ちなみにここを含めて、今使われているモスクについては、自分がムスリムと言わないと入れない。試しに入ってみたら、いろんな人に「ジャパニーズ ムスリム」と言われ歓迎されたが、もしムスリムではないとバレたらどうなっていたんですかね?

書き疲れたので今回はここまで、バングラデッシュについて、まだ書きたいことあるけど、いつかまた書きたくなったら書きましょう。



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