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🇺🇸アメリカ人が見た🇫🇷フランスの子育て

みなさん、こんにちは!

ロサンゼルス在住のポジティブ・ウーマンです:)

先日Bébé Day by Day: 100 Keys to French Parenting(フランスの子育て術)』という本に出会い、これこそ新米ママの私に必要な一冊だと感じました。笑

作者はパリ在住のアメリカ人のジャーナリスト、パメラ・ドラッカーマン。

アメリカ人の目線で、『フランス流子育て』を伝授してくれます。

本書でも語られていますが、フランス流の子育てがベストなワケではなく赤ちゃんによっても違うため、あくまでも参考程度ですが、私が特に気に入った情報を5つシェアさせて頂きます。

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❶赤ちゃんを一人の人間として扱う


🇫🇷生まれて病院から家に帰ったら、赤ちゃんに家のルームツアーをする

赤ちゃんがお腹にいる時から話しかけると良いように、初めて暮らす家では不安がいっぱい。他の人を招待した時と同じように、安心させるためにルームツアーをして迎え入れる。

🇫🇷赤ちゃんに特別扱いをしないことで、家族の”一員”だと感じさせる

パーティーで赤ちゃんが泣くと大人みんなで大丈夫とあやしたり、日本やアメリカではよく見る光景ですが、フランスでは珍しいようです。

赤ちゃんのスケジュールや機嫌で、家族みんなが動いてしまう。若しくは、子供の誕生日は祝って、お父さんの誕生日はするーなど、配偶者や他の家族のメンバーと明らかに異なる扱いをすると、赤ちゃんが自分を特別だと勘違いし、自己中心に物事を考えてしまう。

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❷グルメな赤ちゃんに

🇫🇷離乳食も、食事は常に野菜から味わう

フランスでは、比較的間食をしないでお腹が空いてから食事をするため、初めに野菜を出すことで、必ず野菜を摂取する。

そして野菜そのものの味や香りを楽しむ。

🇫🇷食の話をよくすることで、子どもにも食に興味を持たせる

「今日はご飯は美味しかった?」など抽象的ではなく「レタスとアルグラはどっちが好き?」や「新鮮の野菜の選び方」など、野菜の違いが見分け方などの知識を付けることで、より食に興味を持たせる。食育は大事

🇫🇷家では、みんな同じものを食べる(カスタマイズや代わりはなし)

アメリカでは、人によってベジタリアン、ビーガンなど様々だ。

そのため、レストランでもコーヒーショップでもどこだってカスタマイズが可能だが、フランスではカスタマイズはしない。

用意されたご飯を、みんなで食べる。もし子どもが残したりしても、代わりに子どもが好きな食べ物をあげる事もせず、親がメニューを決め、子どもは食べる量を決める。一食くらい食べなくても大丈夫。笑

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❸お母さんぽい服を着ない

これこそフランス!って感じですが…

🇫🇷着心地や楽さで洋服を選んではいけない

フランスでは、完璧のお母さんになる必要はなく、旦那にとっても魅力的な女性でい続けること、仕事で評価されることも、女性にとって重要なのです。

そのため毎晩夜8時以降は大人の時間と決めたり、金曜日の夜は誰かに頼んで、二人でデートにいくなど、お洒落して行く場所も時には必要です。

🇫🇷バランスが取れてこそ、家庭は円満になる

確かに洋服のことを考えることは、楽しみの一つだった人は尚更、楽しみを減らしてはいけない。

確かにすごく理にかなってますよね!

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❹Calm(落ち着いて) Patience(イライラしない)

🇫🇷一番大事なのは落ち着くこと

フランスでは多くのお母さんが『バランス』を重要視しているという。

子育てって本当に忙しいのに、他のことをする暇がないと思う人が多いかもしれない。

しかし実は他のことをすることで、逆にマネージメント力がついたり、優先順位をつけて行動したり、上手く家事や育児のサボり方を学のです。

実は私が旦那と新婚生活が始まって、少し経って旦那の行動やお金使いにイラつくことや口喧嘩があったが、仕事をフルタイムでするようになったらパタっと終わったのだ。

後から考えてみれば、アメリカで初めての仕事で忙しすぎて、旦那のちょっとした行動なんてどうだってよくなったのだ。

🇫🇷他の事をするメリットは、気を紛らわせイライラしないこと

そして時間を作るために一番大切なことは:

・完璧主義を捨てる(自分が一番だと思わない、旦那の家事、育児に口出ししない)

・全てのことに関して上手く手抜きをする

・猫の手でも借りられるものは全て利用する

そうすれば物事の良い所どりをして、心に余裕が生まれ落ち着いて対応できる。

🇫🇷お母さんにも赤ちゃんにも一人の時間が必要

誰にも邪魔されず、一人の時間はお母さんにとって不可欠。

そして赤ちゃんにもなんです。

この本では、赤ちゃんがチャイルドプルーフをしてある安全な部屋や空間を作り、赤ちゃんに一人でなんでも自由にさせて、お母さんもその時間を自分に使うというもの。

実はお母さんは気づかないだけで、赤ちゃんにも赤ちゃんのやりたいことがあり、赤ちゃん目線で考えるとお母さんもかなり、赤ちゃんの邪魔をしていることになる。

小さい頃から、一人の時間を過ごすことができれば、あなたの時間も尊重され、邪魔されることも少なくなるという。

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❺Pause(一時停止)とobserve(観察する・赤ちゃん目線で考える)

赤ちゃんは、夜急に泣き出したり、声を出してみたり、寝返りをしたりなど、お母さんをよく起こします。

しかし、すぐ抱き抱えたりすると却って、赤ちゃんを起こしてしまうことがあるそうです。

そのため、Pause(一時停止)5分前後observe(観察)して、また眠りに戻ることもあるし、まだ泣き止まないのなら、オムツやミルクをあげるようにしましょう。

🇫🇷フランスでは、このobserve(観察する)を大切にすることで、赤ちゃんにとってベストの時期を見極めるのです。

作者はアメリカでは、特に”効率”に重点が当たり、成長も速い方が良いし、離乳食も簡単なもの、洋服も楽さを重視される。

一方フランスでは、速さは重要視されてないという。

むしろ人と違うことにホコリを持ち、赤ちゃんも大人も、一人ひとり自分のペースを尊重し合うことの大切さを教育する。

決してアメリカやフランスの方法が良い悪いではなく、自分にベストだと思う方法を試してみてください。

Amazon Audible(オーディブル)で本の読み聞かせ

最後に、忙しいお母さんにオススメ、アマゾンのオーディブルはご存知ですか?

私は、『Bébé Day by Day: 100 Keys to French Parenting(フランスの子育て術)』を英語ですが、無料体験で聞きました。

本を読む時間がないというお母さんに、料理中、散歩中に赤ちゃんが寝てしまった時、そして寝る前に聴けてとっても便利です!

もし興味があれば、ぜひ。

❤️長くなりましたが、私自身も海外生活のYOUTUBEを配信しています🤗

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