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そして、バトンは渡された。感想。

小説を読んで気に入っていた作品が映画化されたということで見に行ってきた。瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」という作品である。

本当に感動しました。、、、泣きました。

中間くらいの卒業式のシーンとラストシーンで2つのピークがきた。

旅立ちの日にが流れた時は自然と涙が流れた。やはり自分も同じように歌った過去があるので色々思い出しましたね。あの頃に戻ってやり直したいと思うこともあれば、あの時はもういいかなと思う自分もいたり。

この映画を通して学んだことは、子を想う親のさまざまな愛の形である。それぞれ違う愛し方だけど一貫して共通なのが誰もが我が子を一番に想い、行動していたことである。

先日ここで両親とあまりフィーリングが合わず理解してもらえないという悩みを打ち明けた。そう思うようになってからあまり両親と連絡を取れていない。

だが、今日この映画を見て、両親がこれまでに私を想ってしてくれたことやたくさんの愛情を降り注いでくれたこと、本当に色々なことが頭に浮かんできた。

毎日朝早くからの朝練に間に合うように一緒に起きて朝ご飯を作ってくれた中学部活時代、誰よりも応援して私を信じ続けてくれた高校受験、毎日欠かさず美味しいお弁当を持たせてくれた高校生時代、重圧をかけることもなくずっとそばにいて支えてくれた浪人生時代、不自由なく生活できるようにサポートしてくれている大学生時代。

両親には感謝してもしきれないほどの恩があると今日改めて実感した。

私の人生の主人公は決して両親ではなく、私である。でもやはり両親は尊重したい。正直、親があまり賛成しないことはしたくない。だから、たとえこの先意見がすれ違うことがあるとしても、逃げずに向き合って認めてもらいたい。すぐにその場で理解されないとしても、徐々に認めてもらって最終的には自慢してもらえるような娘になりたい。

絶対ここで言っても伝わりはしないが、言いたい。

お父さん、お母さん、いつもありがとう。私頑張るから。認めてもらって、自慢できるような娘になるから。末長く待っててほしいです。


以前、映画化のキャスティングにおける世論という話題で投稿した時にこの映画が気になっていると話した。そして、俳優さんたちの色々な面から演技を観察したいと書いた。

が、それどころではなかったというのが一番の感想である。

それどころではなくなるくらい一気に感情移入させられ、自分のことも考え、泣いて、とずっと心の中が騒がしかった。それくらい俳優の皆さんの演技が本当に素晴らしかった。

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