何の取柄(とりえ)もないですね。
先月、教室の小学2年生のお母さんからこんな相談を受けました。
「あのね、先生、先日Mの個別懇談のために小学校に行ってきたんです。
そうしたら・・・担任の先生から
『Mちゃんは何の取柄もない子ですね。』
って言われたのですけど、
私、これからこの子に何をどうすればいいのでしょう?」
って。
私「どうもしなくていいんですよ。今のままのMちゃんでいい。
落ち込むこともないし、何か直さなきゃ、と焦ることもないよ。
私はMちゃんの良いところやユニークなところをたくさん知ってますよ。
お母さんはもっと知ってるでしょ?」
と言いました。
小学生のお母さんは、担任の先生の一方的な評価や成績を気にしすぎだし、担任の先生の顔色を見すぎだと思うんですよ。子どもの一番の理解者であり生涯を通じての『味方』なのは、お父さんとお母さんです。
担任の先生がお子様のすべてを知っていて、これからもずっと一生を守ってくれるわけじゃない。
成績表の数字や、学校の先生を通しての評価なんかよりも、お父さんとお母さんの、その目で、お子様を見てあげて欲しいな。
いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。