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最近、子どもの獲得語彙数が減っている気がする

教室や巷の子どもたちと会話をしていると、知っている言葉の数に、あまりにも個人差があるということに驚きます。つまり、Aさんが知っている単語をBさん、Cさん、Dさんは意味を知らないどころかまったく聞いたこともないということが多いのです。

数年前はまったく感じなかったことですのでこの獲得語彙数の差が顕著になってきたのはここ最近の現象なのかもしれません。

親子でしりとりなどの言葉遊びをする。親子でカルタをする。親子で絵本を楽しむ。親子で他愛のない話をする。親子でテーマを決めて話し合う。親子で自然の中へ出かける。親子でお話しながらおさんぽ。親子でお料理をする。親子で食事をする。親子で季節の行事を楽しむ。親子で童謡を歌う。

・・・・こういった経験が減ってしまい、ゲーム・テレビ・DVD・スマホが子どもの時間を支配しているからなのでしょうか?

語彙の力と考える力はリンクしています。語彙の力とコミュニケーションの力もリンクしています。

これに気づいていても、なお、ゲーム・テレビ・DVD・スマホ・・・に子どものお守りをさせているのは親として子育ての責任を果たしているといえますか?

私が胎教コースの最後のレッスンで必ずお伝えすることがあります。それは・・・「子どもが好きなお母さんは「根気」のあるお母さんです」ということです。

テレビやDVDをみせておけばその間はおとなしくじっとしているので親はラクです。だがしかし、その手抜きをしたばっかりに・・・・!!

ということの無いように「根気」よく子どもさんのお相手をしてあげて欲しいとお願いしています。

小さいころの母子間のコミュニケーションが、子どものこれからの人生のすべてのコミュニケーションの基本です。

流行や、ママ友情報、らしいらしい情報に流されず「人は人。我が家は我が家。」の精神で正しくわが子を導いて欲しいです。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。