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読書メモ2「かもめのジョナサン」
私の親の世代のうさん臭さの素のような気がして、どうにも手が伸びなかった「かもめのジョナサン」。
敬愛する知人に勧められて、ついに勇気を出して読んでみた。
「ごはん、大事だよ?」
尾崎豊かなんかかな?というのが最初の感想。
ご飯を食べる、家族に食べさせるって、大事なことであって
外からそう見えるだけで、その人の内面がどうなっているのかの想像もできずに
「俺はそんな奴らと違うんだ」
みたいになるのは、ちょっと・・・と思いつつ、
この嫌な気持ちが、ある世代に対して私が持つ感情に似通っていることにも気付いた。
好きなことをずっと続ける。
それはもちろんいいこと。
自分が好きなことを見つけたことは素晴らしい。
ただ、それ以外の人を見下すみたいな書き方は、意識高い系っぽいなと。
意識が高いとは言ってない。
長老は既得権益死守おじさんなんだろうけど、
多分この本が流行った頃に読んだ世代が今、まさに長老。
おじさん達は再読して脱サラとかもう一度夢見て場所を若いものにくれてやってほしいなと思ってしまった。
苦手な理由をもう少し考えたいので
逃げずに時間を置いて再読してみよう。
おしまい
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