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サービス業界からIT業界へ。元ホテルマンの現役エンジニアが未経験で転職を成功させるために実践したことを詳しく紹介。

私は、新卒から4年間ホテル業界で、コロナをきっかけにIT業界へと転職をし、現在はエンジニアとしてフルリモートで働いています。そして、エンジニアになってもうすぐ3年が経とうとしています。

以前に、転職エピソード的な記事を書き、多くの方に読んで頂けました。

このnoteは、エンジニアになるまでの過程の話であったり、マインド的なお話を多くしましたが、実践したことを事細かくは紹介していませんでした。
私自身、未経験でエンジニアになるためには何をしたらいいのか、何を勉強すれば良いのか、など分からないことだらけで模索しながらの転職準備と転職活動だったと記憶してます。
いくら調べても、これといった情報にたどり着けなかったりとかなり苦労しました。
結果的には、転職を成功させ、今ではしっかりとエンジニアとして働きつつ、会社の役職まで頂けるようになりました。

これから、私と同じようにIT業界に転職をしたいと思う人のために、私の実体験の中から、何をしてきたか、どのように勉強してきたか、転職活動はどのようにしたのか、などをお伝えできればなと思い、このnoteを書くことにしました。

ただし、あくまでも一例に過ぎません。
同じように実践して成功できるかは正直分かりませんし、全ては今、転職を考えているあなたの努力次第です。
それでも、なかなか調べてみたけど実体験の話がなかなか見つからず不安だ、という方の少しでも力になれれば、とても嬉しいです。

私が努力して得た経験のお話なのでこちらのnoteは有料となりますが、モチベーションアップのために、今後のために読んで見たいという方は是非、最後まで読んでいってください。


何故プログラマーを目指すことになったのか


まず、エンジニアと言っても色々な種類のエンジニアがいます。詳しくはここでは話はしませんが、私はその中のモバイルアプリ開発のプログラマーです。
皆さんが毎日使っているスマートフォンのアプリを作るお仕事をしています。

まずは、なぜモバイルアプリエンジニアになろうと思ったのかを先に簡単にお話しておきたいと思います。

実は元々、ホテルマンを辞めてWebデザイナーになりたいと考えていました。
Webデザイナーはホームページ制作などをお仕事としているのですが、転職活動中に「デザインは将来AIか発達してきて仕事がなくなってしまうから、プログラマーになったほうがいいよ」と言われたことがきっかけで、Webデザイナーではなく、プログラマーになることを決心しました。

この話を聞いたのが2021年なので、当時はまだchatGPTもない時期でしたが、今ではもう、AIでWeb制作が出来てしまうツールなども本当に出てきていて、本当に言葉通りになってしまったなと驚いています。
正直、Webデザイナーだけでなく、プログラマーの仕事もAIが全部してしまう未来がすぐそこまで来てしまっています。
最近はAIツールを使いながらプログラムを書いていくことも増えたので、学習がより進めばプログラマーがいらない状況にもなりかねないと、危機感を覚えます。

さて、Webデザイナーではなく、プログラマーになることを決意したのですが、プログラマーといっても色んな言語やフレームワークがあり、開発できることは様々で、一言でプログラマーになりたいと言っても何の開発がしたいのかが重要になってきます。特に未経験からの転職となればなおさらです。
ここが決まっていないと、何を勉強すれば良いのかが定まらず前に進めません。
もちろん、転職活動にも響いてきます。

次では、モバイルアプリ開発の道を選択することになった理由について話していきます。

身近なもので、自分でも成果物を作れるものを勉強する

エンジニアになりたい、と思っても知識、経験がなければそもそも転職すらできません。知識をつけて少しでも採用の可能性を上げるためにも、勉強してプログラムの知識をつけないといけないと考えました。

先程話をしたように、最初はWebデザイナーになりたいと思っていたので、とりあえずスクールに通えば何とかなるんじゃないかと思い、20万以上もするWebデザイナー向けのオンラインスクールに申し込みをしました。
結果的には、自分で調べても分かるレベルのツールの操作方法や、簡単な実装方法、用語について知れただけで、その後挑んだ転職活動では惨敗。
何とか未経験採用をしていたSES企業に熱意だけで入社は出来たものの、「プログラマーになるためには4年くらいはヘルプデスクなどの仕事を経験しないとなれないよ」と言われ、4年ただ会社で頑張ればなれるんだ!とその当時の私は考えていました。

もちろん、そんなはずはありません。プログラマーとしての実務経験もないのに、ヘルプデスクの仕事ばかり何年もしていてはプログラマーにはいつまで経ってもなれません。
ITの知識ゼロの私にとって初歩的な知識を知ることはできましたが、そのSES企業に入社してからの日々の業務の時間がとても退屈に感じ、言われた4年間をただ過ごすのはすごくもったいないなと思い始めました。

そこで、独学でプログラムを書いていこうと思い、どういうふうに勉強していくかを考えました。オンラインスクールはWebデザインのときに失敗した経験もあり除外。
自分の身近なものでプログラミングで作れるものがいいなと思い、色々と考えた結果、スマホのアプリを作ってみたい!という結論に。
目に見えて分かる成果物にもなりますし、何より、「自分で作ったアプリがスマホの中にあったらかっこいい!」と思いました。

このあとから、どの言語で作るのか、色々と調べて見た結果、FlutterというiOSとAndroidの両OSに対応したアプリを一つの言語(Dart)を使用して作れるフレームワークに着目します。
当時、Flutterは日本ではまだそこまで流行っておらず、エンジニアの数も少ない状況でした。ネイティブと呼ばれるSwiftや、Kotlinはすでに多くのエンジニアがいるなかで未経験からの参入は難しいのではと考え、Flutterを勉強していこうと決意。
FlutterはあのGoogleが提供しているので、この先もきっと大丈夫だろうと見込み、当時の私はFlutterに人生を賭ける気持ちで勉強を始めることにしました。

結果、今はFlutterエンジニアとしてバリバリ働かせてもらえており、日本でもFlutterの需要は増えてきましたので賭けには勝てたのかなと思っています。とはいえ、まだまだなので今後もFlutterの進化を追い続けていきたいと思っています。

実際の勉強方法について

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