見出し画像

腸の調子は超大事 - 過敏性腸症候群と付き合って生きる

何がきっかけかはわからない。
数年前、お腹が超絶弱い時期があった。


お腹が弱いことの弊害

「お腹が弱い」というワードだけ聞くと、お腹ピーピー芸人的な緩やかなニュアンスもあるかもしれないが、当時はまあまあ深刻だった。

好きだったお酒や辛い食べ物がテキメンにダメで、それらを絶っても、頻繁にお腹を壊して生活に支障が出ていた。

  • 2, 3 日に 1 回は夜トイレに籠る日がある (子供達にも心配された。トイレが 2 つある家に住みたいと心から思った)

  • 飲み会でサシ飲み (2 人しかいない) というのに、トイレに長時間籠ってしまう

  • 特急電車に乗れなかった。各駅停車ですぐ降りれるようにしていたかった (実際に何度も降りてなかなか目的地に着けなかったこともある)

  • 車に乗っている時に発作がきて、途中下車してトイレに駆け込んだこともある (そこから歩いて帰った)

  • お腹が痛すぎてトイレで倒れ込んだことも数回ある (救急車を呼ぶ寸前くらいの苦しみだった)

特定できなかった原因

流石に周りにも心配されたし、自分でも不安になり、受診して大腸内視鏡検査を受けた。
結果としては、特定の要因 (癌とか) は確認できず、特定の要因がないということで過敏性腸症候群と診断。ストレスなどによるものと。

私は嫌な予感がしていた。

今までの人生、重度の皮膚アトピーに苦しんだ時代があり、その時も原因不明で (アルコールも刺激物も化粧品も全部やめろと言われたけど治らなかった)、ストレスとも言われていたけれど、内的なものは目に見えなく、わかりづらい。

人生ある程度のストレッチは必要で (それがやりがいにも繋がるので)、ストレスがない生活なんてないように思う。
仮に仕事がストレスだったとしても、仕事を辞めたらまた別のストレスがかかる確信があった。

そして、その時処方された薬も即効性はなく、残念ながら対処策にはならなかった。

ヤクルト1000

苦しんでた私を見かねて (というか実際に一緒にいた時に途中下車したのを見て) 友人が紹介してくれたのが「ヤクルト1000」。

藁をも掴むような気持ちで定期配達を登録した。
今も毎日飲んでいる。

これが効いたのか、たまたまなのか、わからないけど、最近は幸いなことにお腹を壊す頻度が大きく減った。

仕事も慣れてきてストレスも軽減された側面もあるのかもしれない。

※ストレス測定機とかあればいいのに。

自分の身体と付き合うこと

以前の大変だった時と比べたら頻度は大幅に減ったが、今でも時折お腹を壊すことはある。(昨夜ちょうどお腹を壊してしばらくトイレに籠った)

少し前に仕事でプレッシャーがかかることがあったから、それかなとボンヤリ思う。
仕事のやりがいやプレッシャーは昇進や成果にも比例する。だからこんなチャンスにお腹壊しているようじゃ次のステージには行けんやんかと思う。

だけど、メンタルの強弱は簡単にはコントロールできない。
どう感じるかがまずあって、それに対してどう対処するかが次のステップだとしても、「どう感じるか」の部分は無意識下なので意識的になんとかはできない。

メンタルの強い人には憧れるけれど、
自分の身体がアラートを出している以上、諦めて、自分の心と身体が無理なく過ごせる場所を選び、楽しさを見つけていくしかないなと思う。

隣の芝は青く見えるものだ。
自分が今いる環境や持っているものの尊さを改めて見つめて、楽しく生きるというのも一つの道かもしれない。

#ジブン株式会社マガジン
#過敏性腸症候群
#お腹の調子
#ストレス
#メンタル


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?