大人になってからのレッスンは楽しい

スキーのレッスンに当日急遽申し込んだ。
産まれたての子鹿滑りから脱出したかったからだ。

レッスン代の重み

人から習うのはお金がかかる。安くはない。
日々働いて得た給料から支払う、となると、数分も惜しまず、本気にならざるを得ない。

👆スキーレッスンは去年に続き、2回目。

前回も同じことを思った。親にレッスン代を出してもらう子供と、自分で働いた金でレッスンする大人とだと、本気度が違う。

せっかく参加するなら確実にレベルアップしたい。

相手の人となりとかは全く関係なく、スキーの技術を教えられるというその一点にお金と時間を捧げているので、成果を出したい。

私が目指すのは、優雅にパラレルターンが出来るようになり、歳を重ねてもスキーを楽しめるようになること。スキーもダイビングも、地球の雄大な自然を楽しめることとそれに伴う経験は何事にも代え難い。そこに向けて一歩でも前に進みたい。

大人だからこそできることがある

何か新しいことを学ぶのに、若いに越したことがないと思っていた。特に運動系は。
だが、レッスンのコーチによると(グループレッスンだったが、運良く1人しかおらず、リフト中にいろいろ話せた)、子供だと言ってる内容が理解できかったりして、なかなか上達しない子もいるらしい。
うまくいかないことが不満で泣き出す子もいるとか。

そういえば、スイミングでも、小さい時から始めてる子がなかなか上達せず(コーチの言う内容が理解できず伝わらないから)、小2から始めた子にあっという間に抜かされる姿を目の当たりにしていた。

大人だと、身体の柔軟性はなく思う通りに動かないけれど、コーチの言う理論は理解できる。あとは反復練習で身体に染み込ませるだけだ。(それが難しいんだけど)

私は今回初心者レベルから始めて、2時間のレッスンでパラレルターンの練習まで辿り着いた。

とはいえ、大人は忘却との闘いでもある。
来シーズンはまた初心者レベルまで戻っているかもしれない。
とはいえ、諦めたら、優雅にパラレルターンでゲレンデを滑り降りる未来は永遠にやってこないから、少しずつでも前に進む。

大人になってからの学びは楽しい。
細胞は少しずつ衰えてるかもしれないけど、まだまだ私は進化できる。

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