お風呂場に世界地図を貼る
我が家のお風呂には日本地図と世界地図と太陽系の惑星たちがある。
お風呂に入る度に毎日空想と夢を飛ばしている。
大人になってからの学び
学生時代の社会科の成績はお世辞にも良かったとは言い難い。
文系科目の成績が悪すぎて理系に逃げた側面もある。
点数と成績が出る学校の勉強は好きではなかったけれど、大人になってからの学びは面白い。
あんなに避けていた、歴史や地政学や地理に面白さを感じている。
風呂場の学びはコスパが高い
「コスパ」という言葉で表すと急に俗人的っぽくなるが、本を広げるという動作一つですらもはや時間確保に工夫を要する今、お風呂で湯船に浸かりながら、身体を洗いながら、ぼんやり見て学べるのはありがたい。
日本地図で日本国内各地の位置関係や名産品を見ながら、次はここに行きたいなと思ったり(これ食べに行きたいなと思ったり)
世界地図を見て、国々のサイズ感を見ながら、こんな小さい国があるんだと思ったり、国旗のバリエーションを見てなんでこの国はこの国旗なんだろと思ったり、旅行で行った地を確認してこんな離れてるんだから飛行機で時間がかかるはずだわなと思ったり、
太陽系の惑星を見て、「ときめきトゥナイト」を謎に思い出したり(たぶん冥王星とかから)、自転と公転に想いを馳せたり、やはり地球は美しいなと、地球の日本に生を得た自分の幸運をとんでもない角度で感じ入ったり。
いろいろと思考が忙しくなる。
空想の世界の点と点が線となる
お風呂で点としてインプットした情報が実際に旅行に行ったり、テレビで映像を見たりして、そこでまたお風呂の地図を見返すことで線に繋がる。
その時の面白さはテストで点を取るとかとは別次元だ。
自分という存在のメタ認知にも繋がる。
子供と一緒に学ぶ
そういった情報をベースにしたうえで学ぶともう少し学校の授業も楽しかったんだろうなと思うのと、
どうせ義務教育としてカリキュラムがあるのであれば楽しく学んだ方がいいとも思うので、自分の学び直しに付き合ってもらうような感覚で子供と一緒に学ぶ。
私がかつて読書が好きで語彙や表現を知ったことで世界の解像度が上がったように、
ある程度の国語や社会科や数学の知識を得ることで、見えてくる世界もあるだろう。
子供にはそれを願いつつ、私も今からでも知識をアップデートし続けたい。
…とお風呂場の地図をぼんやり見ながら空想と夢を飛ばす毎日だ。
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