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「仕方ない」の社会

仕事をしていて日々考えていることです。

前にも書いたのですが、私の仕事は心理士と呼ばれるもので、カウンセリングとか心理検査とかやるような人です。

心理士といっても、組織の中の一社員であるし、組織の中で動く以上、組織の方針にそった働きになるのは当たり前。
だから、組織の方針上どうしようもできない人も出てくることはあります。それは、組織を回すために必要なことだから(と割り切ってはいる)。
「仕方ない」で割り切る部分はあります。

「仕方ない」で救えない人がいるのは、組織のせいではないし、最早そういう社会になってしまっているから、さらに「仕方ない」と思わざるを得ない。

社会のせいになると、じゃあどこから手をつけていけばいいの?ってなるし、根本から整えていくってなると、根本ってどこまで遡るのか…
キリのない話になってしまうから、それこそ本当に「仕方ない」とするしかないんだと思ってしまいます。


ただ、こんな負の思考を持ちながら、仕事はできないので、日々、「仕方ない」と思い、「わかっちゃいるけど」と思い、仕事を続けているところもあります。(もちろん、有意義な仕事だし、必要な仕事だと思います)

社会に目を向けても変わらない気がして、
それなら、今の自分に考えられること・できることに目を向けるのが良いんだろうな、
と思い始めたところでした。

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