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【お金】投資信託を買う際の注意ポイント(義両親に説明するノリで)

 投資の話です。投資信託について義両親に聞かれました(ごくごく個人的な話)。
 せっかくなので、学生から続けている投資経験を活かし、今回は投資信託に特化した注意ポイントをなるべく簡単に書きます。投資信託とは、自分のお金を投資のプロに“信”じて“託”すヤツです。

 結論、やるなら手数料にとにかく気をつけましょう、ということ。

 退職金他なけなしのお金を突っ込んで、大事故になることは絶対に防がないといけません。投資が気になっている初心者のためになってほしいし、既に投資をしている人の共感も得られれば嬉しいです。
 銀行、証券会社他、中で働いている方はスミマセン(でも当人たちが一番わかっているはずですが!)。

 未来が読めない以上、投資に絶対の成功法則はありませんが、経験上明らかな失敗・間違いはありました。それをぜひ注意ポイントとして共有したい。
 私の屍を越えていって下さい。肥料にでもして下さい。最後には失敗メモを付記します。

 コロナで株価暴落騒ぎもありましたが、淡々と買い進めてきたおかげで、ようやく報われた感があります。振り返ればバーゲンセール状態でした。投資行動としていろいろ試して、とにかく行動してきた中で、安定して利益を得られるようになってきた感覚があるこの頃です。

◆投資信託注意ポイント

 では、注意ポイントです。それは、各種手数料を甘くみるなということ。そしてできる限り数パーセント、0.数パーセントにこだわれ、ということ。

 これから投資信託を始める人は、わからないこと、用語やらなんやらがたくさんだと思いますが、とにかく手数料をよく確認しましょう。投資信託を既にお持ちの方も今一度、手数料を確認しましょう。

◆手数料の種類

 ざっくり手数料を分類すると、

1.買う時にかかる手数料
  2.持っていてかかる手数料
  3.売る(解約する)時にかかる手数料

 があります。

 それぞれ名称もあるのですが、義両親に説明するつもりでいくと…省いた方が良さそうです(買付手数料、信託報酬、信託財産留保額、解約手数料と、いろいろ…)。

 手数料、数パーセントだから良いじゃん、という考え方は絶対ダメ。そういう人に限ってとにかくお金がありません。仮にお金があってもすぐ失うことになります。
 常に動く市場において、素人が数パーセントを稼ぎ出すのがどれだけ難しいことか。それなのに手数料は必ず取られます。よって、こだわらなければダメです。

◆考え方1(買う時にかかる手数料)

 買う時にかかる手数料について。
 ネット証券では無料なのが当たり前になってきています。銀行の対面販売等ではまだかかるところもあるので、無料じゃないのはボッタクリの可能性大と考えた方が良いでしょう。対面であるということ(人件費)に対するコストを払わされています。

◆考え方2(持っていてかかる手数料)

 持っていてかかる手数料について。
 持っているだけで年額何%か、手数料が発生します。投資のプロにお金を預けて運用してもらうので、その対価を支払うというイメージです。信託報酬として表示されています。これはピンキリなので要注意。

 簡単に言うと、手数料(信託報酬)が1%の場合、100万円持っていたら年額1万円を支払うイメージです。
 一般的には0.0数% ~ 3%程度 + 成果報酬のようなカタチまで(上はどこまであるか正直よくわかりません。危険。)、幅広くあります。

 投資信託販売ランキング等もありますが、本当に良いモノとボッタクリが玉石混交状態なので、参考にしないで下さい。ランキングを見ても、そもそもわかって買っている人がどれだけいるのか…不安になります。それもあって、この記事を書いているのですが(1円も儲からないにも関わらず!趣味で!)。

 個人的な見解としては、1%を超えてくると高い!と思ってしまいます。4、5%で運用できたら良い水準の中で、そこから手数料が必ず1%以上かかるとなると、運用益に差が出てきます。0.1%を切る手数料でも優良なファンドがたくさんあります。

 ちなみに全部おまかせ的な各社ロボアド(ロボットが細かいことを全部やってくれるというヤツ)も手数料が1%程度なので、割高です。そこまでして投資するなら、少し勉強して自分でやればいいのに、と思ってしまいます。

◆考え方3(売る時にかかる手数料)

 売る(解約する)時にも手数料がかかります。預けていた金額のいくぶんかを置いていけ、というものです(かからないものも増えてきています)。

 なぜそこでも手数料を取られるのか。それは、みんなで資金を出し合ってプロに運用を託しているので、自由に解約(資金を引き上げ)されると、今後も運用を続けていく人たちに不利益が生じます。そのため、そこは解約者が負担しましょう、という仕組みです。

◆個人的反省(過去の自分に教えてあげるべき点)

細かいことは省きますが、以下は真似しちゃダメです。
(無勉強の学生投資時代の話です。本くらい読むべきでした。)

・毎月分配金型投資信託
 → 毎月分配金がもらえるなんてすげぇ!
 → すごいのは手数料だった。
   また、出したお金がそのまま分配金として戻ってくるなんてことも。
   それ、もともとは私のお金です。

・ヘッジファンドの成果報酬型投資信託
 → なんかカッコいい。やり手に違いない。増やしてくれそう。
 → 手数料がハンパじゃない上に、成果報酬も取られる。
 → 損しても多めの手数料。儲かっても手数料プラス成果報酬。地獄。

・トルコリラ外貨建MMF
 → 利回りがすげぇ!(8~10%)
 → 国が不安定。右肩下がりの崖のようなチャート。
 → 利回り以上に減る資産。大暴落。

 今日はこれくらいで。
 同志とともに、資産所得増加に向けてがんばっていきたいものです。

「有能な騎手も名馬に乗れば勝てるが、骨折した駄馬に乗っては勝てない」ウォーレン・バフェット

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